セーフィー:防犯カメラだけじゃない、次世代の映像プラットフォーマー(6/26まで全体公開)
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こんにちは!チャレンジャーズアカデミー教育実習生(インターン)のKENです!
今回の企業研究は日系SaaS企業「セーフィー」です。防犯カメラ・クラウド録画サービスを提供しており、飲食店や工事現場など、様々な場面における「眼」の役割を担っています。「現場巡回コストの削減」や「スタッフの接客改善」などが例として挙げられるでしょう。2021年9月には上場、佐渡島社長はForbes JAPAN「日本の起業家ランキング2021」で1位を受賞しています。
そんな、カメラメーカーでもありクラウド技術を開発するIT企業でもあるセーフィーについて詳しく見ていきましょう。
チャレンジャーベース的おすすめポイント
- クラウド映像プラットフォームという独自性かつ成長性の高いプロダクトを売れる
- エンタープライズに対する営業経験を積むことができる
サマリー
- 設立年:2014年10月23日
- 従業員数:社員数 372名(正社員371名、契約社員1名/公式サイトより2023年4月現在)
- 業種・事業内容:クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営および関連サービスの提供
- 本社所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田1-5-1 A-PLACE五反田駅前
- 公式ウェブサイト:URL
- Wikipediaページ:URL
- 上場・非上場情報:東京証券取引所グロース市場(証券コード: 4375)
事業内容・創業経緯
事業内容
- 防犯カメラ・クラウド動画サービス「Safie(セーフィー)」を開発・運営
創業経緯
創業者が自宅を建てたときに監視カメラをつけようとしたところ、最適なサービスが見つからなかったことに課題意識を持ち、プロダクト開発が始まったようです。2014年に創業し、2017年にはクラウド録画サービスシェアNo.1獲得、数々の大手企業との業務提携を経て2021年9月に上場と、急成長している企業です。
参照:セーフィーの上場経緯
企業のビジョン・カルチャー
セーフィーのビジョンは…
映像から未来をつくる
それを実現するカルチャーとして「Safie Diagram」があります。
製品情報・導入事例
製品情報
セーフィーは主に、クラウド録画サービスを提供しています。
カメラ本体の初期費用とクラウド録画の月額利用料金がサービス利用料金となります。
参照:セーフィーの製品情報
導入事例
すみだ水族館:赤ちゃんオットセイの出産を映像で遠隔見守り
飼育生物をしっかり見守りつつ効率化を図る
オットセイの赤ちゃんの飼育にはいつも以上の神経を使います。交尾から出産までの約1年間は母親の体調を観察します。そのためには複数の飼育スタッフが24時間体制でケアしなくてはなりません。「見守る」というケアを充実させつつ、効率化を図ることは重要であり、その両立を目指してカメラ導入に至ったようです。
妊娠や出産といった大きな出来事の際には情報を飼育チームで共有し、知識を蓄積する必要があります。一般的なカメラであれば時間と手間がかかってしまいます。
セーフィーのクラウドカメラであれば、
- 情報共有がスムーズにできる
- ライト不要のため動物にストレスを与えることがない
- 業務効率化だけではなく、動物達の様子の映像をリアルタイムで公開してコンテンツ化できる
などのメリットがあります。
参考:すみだ水族館への導入事例
関電プラント株式会社:ドローン映像をリアルタイム伝送。「Safie Connect」で保守・点検業務が飛躍的に変化
ドローンで撮影した映像を、リアルタイムで遠隔から確認
関西電力の火力発電所・原子力発電所の設備の保守・点検や、プラントの建設を手掛けている「関電プラント株式会社」。同社では約2年前よりドローンの活用を開始。ドローン搭載カメラで撮影した映像を、火力発電所の設備の点検や、建設現場での作業状況の確認に活かしています。
セーフィーを導入した結果、主に二つの導入結果がありました。
- ドローンで撮影した映像をリアルタイムに遠隔で確認できるように
- 社内における点検活用だけでなく、お客様への即時確認や業務の安全性向上などに期待ができる
競合比較・市場動向
競合企業
2020年のクラウドモニタリング・録画サービスシェアは47.5%と業界1位です。NTT東日本やCannon、オリックスなどのセーフィー対応サービス以外の、高千穂交易やNTT PCといったセーフィー非対応のサービスが競合といえるでしょう。
強み・弱み
強み:①大手企業とのパートナー協力による販売力②大手企業を含む多数の導入実績③テクノロジーを支える人材④メーカーでもない、ITベンダーでもない独特のポジショニング
弱み:ベース事業に続く第2のプロダクトの不在
(弱みに関しては筆者の個人的見解です)
市場動向や今後の展望
労働力人口の減少や、コロナ以降遠隔での業務が推進されたことにより、クラウド映像プラットフォームの需要が高まっています。
参考:セーフィー事業計画
企業の文化・働き方・福利厚生・職場環境
福利厚生
- メンター制度
- 異才ランチ
- 資格・学習補助
- リモートワーク
- サテライトオフィス
- 近距離手当(会社から3.5キロ圏内居住者に1.5万/月)
- 副業可能
- キャリアリターン制度
- インフルエンザ予防接種の補助
- 特別休暇制度
- 健康診断
- フリードリンク
他部署の社員とのランチ費用を月2回まで会社負担で生産できる、異才ランチという制度が面白いですね。
職場環境
事業成長に伴う人員拡大に対応するため、2023年7月3日(月)に本社を移転するそうです。
大迫力のメガオフィスで働けるなんてワクワクしますね!!
参考:オフィス移転情報
給与体系
平均給与レンジは、約445万円 (営業事務) 〜784万円 (プロジェクトマネジャー(web・オープン系・パッケージ開発)) です。
参考:Indeed情報
採用情報
求人情報
公式採用ページがかなり充実していますね。オフィス移転からわかるように、組織拡大中のため、多くのポジションでチャンスがありそうです。中途だけでなく、2023年卒からは新卒採用を開始しており、1期生として20名が採用されています(採用力高い)。
参考:セーフィー採用ページ
お疲れ様でした!
外資だけでなく、セーフィーのような将来性抜群の日系IT企業にも興味が湧きませんか?
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