皆さんこんにちは、チャレンジャーズアカデミー教育実習生（インターン）のNANAです！今回紹介するのは、”CADDi（キャディ）”という企業です。

現在、モノづくり（製造業）領域における市場規模は180兆円ほどといわれています。この大規模なモノづくり領域において、”革命を起こす”といわれているのが、CADDiです。

2017年創業と、まだまだ成長ストーリーが始まったばかりのこの企業の魅力について、これから見ていきましょう！

チャレンジャーベースではトミオによるキャリア面談を随時実施しています。転職相談はもちろん、今直ぐ転職を考えていなくても大丈夫。日系＆外資IT業界に関するお話など大歓迎です！学長トミオとお話ししませんか？こちらのフォームからお気軽にご相談ください！

（2024年7月26日更新）

チャレンジャーベース的おすすめポイント

1. 成長余地が沢山ある刺激的な環境で営業経験が積める
2. 製造業DXの最先端に関わることができる

サマリー

• 設立年：2017年
• 従業員数：535名（2024年1月1日時点）
• 代表取締役：加藤 勇志郎
• 事業内容：製造業における調達領域でのプラットフォーム提供
• 本社所在地：（東京本社）〒111-0053 東京都台東区浅草橋4-2-2 D’sVARIE浅草橋ビル 総合受付6階
• その他拠点：大阪、福岡、アメリカ、ベトナム、タイ
• 資本金：１億円（準備金含む：217億円）
• 売上高：公式非公開
• 公式ウェブサイト：URL
• 上場・非上場：非上場

創業経緯・事業内容

創業経緯

2017年11月、マッキンゼー出身の加藤勇志郎氏は、製造業における「下請け構造」を改善するためにキャディ株式会社（CADDi）を設立しました。加藤氏は製造業の商流（設計→調達→製造→販売）において、調達領域の無駄を発見し、その市場規模の大きさにポテンシャルを見出したそうです（調達の市場規模は120兆円と言われる）。創業約1年で資金調達10.8億円を実現し、現在では総額217億円の調達に成功しています。

参考：CADDiの社史

事業内容

続いて、事業内容を見ていきましょう。CADDiが挑んでいるのは、製造業における調達領域のイノベーションです。

この調達領域を支え、かつ製造過程におけるシステムの変革を担うのが、これから紹介する2つの事業です。

①CADDi Drawer：図面データのアセット化による社内システム変革

こちらのサービスは、独自の画像解析アルゴリズム（特許出願済）を搭載した図面データ活用クラウドです。

高精度の類似図面検索により、設計・調達・生産部門におけるコスト削減を実現できます。また、図面自動解析や発注実績を自動で紐付ける機能も搭載されており、図面を中心とした過去のデータを活用して未来のモノづくりに活かすことができます。

導入効果としては、以下が挙げられます。

• 流用図面の参照で、設計工数を削減
• 誰でも最適発注でき、煩雑な発注業務から解放
• 過去の注記や不良実績がすぐに見つかりトラブル回避

参考：CADDi Drawer

②CADDi Quote

こちらは、CADDi Drawerと紐付けて利用することができる、図面・見積・受発注等のデータを繋ぎ、調達業務の高度化を実現できるサービスです。

• 見積手配準備を効率化
• 見積依頼〜価格査定までを効率化・見える化
• 見積情報の一元管理、データ利活用による継続的なコスト低減

といった特長を持っています。

CADDi Drawerと合わせて使うことで、見積の受発注がより効率的になりそうですね！

参考：CADDi Quote

企業のミッション・バリュー

ミッション：モノづくり産業のポテンシャルを解放する

CADDiでは、モノづくりに携わるすべての人が、本来持っている力を最大限に発揮する社会を実現することを目指しています。
産業の常識を変える「新しい仕組み」をつくることで、各企業のポテンシャルを解放し、産業全体で新たな価値を生み出していくことを使命としているようです。

バリュー

1. もっと大胆に
2. 卓越しよう
3. 一丸で成す
4. 至誠を貫く

参照：CADDiのミッション・バリュー

導入事例

川崎重工業株式会社：”CADDi DRAWER”により業務スピードが向上、継続的に結果を出す仕組みを構築

日本の産業用ロボットパイオニアであり、産業機器の設計開発・製造・販売を行う川崎重工業株式会社の導入事例を紹介します。

導入背景

• 事業拡大を進めていく中で、各種業務の属人化が顕在
• 知見の型化・作業標準化が進まず、業務レベルにバラつきが存在
• 人力で図面のデータベース化を試みたが、運用面の難しさから挫折

導入効果

• 過去の類似案件・実績を短時間で探せるように
• 属人化していた個々人のノウハウを他の人が活用できるよう、情報資産化が可能に
• 製造業特有の複雑な業務における課題の整理と現場浸透が高速化

参考：川崎重工株式会社導入事例

その他にも、SUBARUやHITACHIなどの大手メーカーにおいて導入されています。

強み・弱み

強み：製造業の大変革にチャレンジしている

CADDiの魅力は、製造業の大変革の一翼を担っている点です。小さな町工場から歴史ある大手製造業企業まで、既存のモノづくり産業のDX推進に携わり、新たな価値を生み出すことにチャレンジし続けています。日本において古くから重要な産業である製造業の変革に携われることは、非常にやりがいがありそうですね！

参考：CADDiについて

弱み：まだまだ成長途中

急成長企業であるが故に、体制面やオペレーション面のチャレンジは色々ありそうです。転職サイトにおける口コミでは、スタートアップ企業であるため残業を伴う業務量であること、平均年齢が若く、組織としてまだまだ成長の余地があることなどが挙げられていました。そんな成長途中のCADDiですが、むしろ刺激的な環境を楽しめる人はぜひチャレンジしてみるといいかもしれません！

競合企業

競合企業

”CADDi Drawer”の競合製品としては、匠技研工業株式会社の”匠フォース”や、株式会社日立ソリューションズ西日本の”Hi-PerBT”などの製品が挙げられることが多いみたいです。

参考：AI類似図面検索システム

福利厚生・職場環境

福利厚生

制度

• 休暇（夏季、年末年始、忌引、看護・介護、リフレッシュ休暇）
• 子ども手当（1人当たり月1,5万）
• 入社3ヶ月後から育児休業・介護休業取得可能
• PC・ディスプレイ支給
• 副業可（要申請）

チーム結束力強化

• 全社ミーティング（オンライン）
• 部活動補助
• チーム内交流・チーム間交流　食事代補助

健康管理

• 健康診断・婦人科検診費用負担
• 人間ドック費用補助
• オフィスドラッグ
• 産業医面談

成長支援

• 書籍購入費全額負担
• CADDi Award
• 1on1制度
• 外部研修費サポート

様々な費用負担はもちろん、チームの交流を深めるための費用も補助されており、働きやすそうな環境といえますね。

参考：CADDiの福利厚生

職場環境

基本情報

• ハイブリット勤務（出社は週1~3回）
• フレックスタイム制（コアタイム10:00~17:00)
• 平均年齢：30.6歳(2020年3月時点)

参考：データで見るCADDi

オフィス環境

CADDiのオフィスは、製造業ならではの工夫やこだわりが隠されています。

こちらは入り口から進んだ会議室前。それぞれのドアに書いてある番号はそのドアの右上にある板金の規格を表しています（304だったらステンレス）。暗号のように見えるこの番号は、来社された方との会話のきっかけにもなっているそうです。

こちらはオフィスの様子。壁のほとんどがホワイトボードになっており、目標の進捗度合いの確認など、様々な用度で頻繁に使われているようです。

こちらはイベントなどを行う大ホール。奥には1on1のミーティングルームなどの個室があります。個室の壁にはそれぞれに「C・A・D・D・i」を頭文字にした加工技術の名前が付けられています。

オフィスの様々な場所で、モノづくりに対する思いが伝わる設計がされていてとても魅力的ですね。

参考：CADDiのオフィス紹介

給与情報

それでは、気になる給与情報について見ていきましょう。CADDiの公式採用サイトにおける給与情報はこちらから見ることができます。その中でフィールドセールス（東京本社）の年収を抜粋して紹介します。

• メンバー：700〜900万円
• マネージャー：1,000〜1,300万円
• ゼネラルマネージャー：1,200〜1,600万円

※成果に応じた変動給与制（上限なし）
※別途ストックオプション付与あり
※給与改定は原則年2回
※固定残業代45時間含む(管理監督者の場合は適用外)

採用情報

CADDiの採用情報についてはこちらの公式サイトから見ることができます。営業からエンジニアまで、様々なポジションで採用を強化しているようです。チャレンジャーベースもエージェントとして積極的にお手伝いさせていただきます！
チャレンジャーベースまでご連絡いただけたら、エージェント視点から見たCADDiについて、記事に載っていないところもお話しします！

チャレンジャーズアカデミーとは

最後までお読みいただきありがとうございます！

チャレンジャーベースでは、トミオによるキャリア相談を行っています。具体的な転職相談から、「ソフトウェア営業ってどんな仕事？」、「最近業界どんな感じですか」などふわっとした内容でも大丈夫です。もちろん、今回ご紹介した、CADDiで働くことについても、お話しできます。もちろん無料です。少しでも気になった方は、こちらからお問い合わせください！