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ServiceNow:ServiceNowって何!?を調べてみました

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    全体公開
    Department: 企業研究

    こんにちは!チャレンジャーズアカデミーの教育実習生(インターン)のRaikiです!

    今回紹介する企業はServiceNowです。

    名前は知っているけど、何を提供している会社なのか上手く言えないという人も多いのではないでしょうか。そんなServiceNowについて今回僕なりに企業研究してみました!是非最後まで読んでみてください!!

    弊社、チャレンジャーベース(株)は日系&外資IT転職に強いエージェント会社です。転職やキャリアアップの悩みは学長トミオに相談してみてください!
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    サマリー

    • 設立年:2013年
    • 従業員数:グローバル約23000名、日本法人約500名(2024年末現在)
    • 業種:IT・通信
    • 所在地:(日本支社)東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル35 階
    • 市場名:NYSE(ニューヨーク証券取引所)
    • 売上高:約90億ドル(2023年12月)
    • 公式ウェブサイトhttps://www.servicenow.com/jp/

    そもそもServiceNowってなに?

    ServiceNowは、2024年に日本法人が500人規模に達するなど、驚異的な成長を遂げている注目のIT企業です。この記事では、「ServiceNowってどんな会社?」という疑問に一緒に答えを探っていきましょう!

    ServiceNowってどんな会社?(創業経緯も含む)

    ServiceNowは、2003年にFred Luddy(フレッド・ラディ)氏によって創業されたIT企業です。 その背景には、Luddy氏の特異なキャリアとビジョンがありました。彼は創業当時49歳で、ITサービス・資産管理企業「Peregrine Systems」の最高技術責任者(CTO)を務めていましたが、同社の破産をきっかけに次なる挑戦を決意します。そして、普通の人が効率的に仕事でのやり取りができる「クラウドベースのプラットフォーム」を作ることを目指して立ち上げたのがServiceNowでした。

    こうして誕生したのが「Now Platform」です。 当初はITサービス管理(ITSM)に特化したアプリケーションを提供していましたが、その汎用性と柔軟性を武器に、後にカスタマーサービス、セキュリティ、人事管理など、さまざまな分野へとサービスを拡大していきました。現在では、世界中の企業がこのプラットフォームを利用しており、その規模は年々成長しています。

    参照:ZDNET

    なぜServiceNowのサービスは「高価」でも売れるのか?

    ServiceNowの提供するサービスは一般的に高価とされていますが、それでも多くの企業が選ぶ理由は何なのでしょうか?
    それを紐解く鍵は、以下の4つのポイントにあります。

    1. DX化を進める企業の増加

    多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しており、業務の効率化やコスト削減の必要性がかつてないほど高まっています。この流れの中で、業務プロセス全般を支えるServiceNowのプラットフォームは大きな注目を集めています。

    2. IT業務の複雑化と統合管理のニーズ

    企業が業務のIT化を進める中で、さまざまなSaaSアプリケーションを導入するケースが増えています。しかし、それぞれが独立して動作するため、データの一元管理やシステムの統合には新たな課題とコストが発生します。

    3. ServiceNowの圧倒的な連携力

    ServiceNowの中核である「Now Platform」は、他社のサービスとは異なる特徴を持っています。このプラットフォームは、ServiceNow自身が提供する多岐にわたる製品だけでなく、850種類以上の外部システム(SaaSアプリケーション)と連携が可能です。この特性によって、企業は情報の一元管理とシステム統合をスムーズに実現できます。

    4. 統合による効果

    このような統合力がもたらす効果は計り知れません。情報を一元化することで、運用管理コストを削減し、セキュリティリスクを低減することが可能です。さらに、DXを推進する基盤として活用できるため、企業にとっての価値は非常に高いといえます。

    まとめると、ServiceNowは単なるITサービス管理ツールではなく、企業全体のDXを支える包括的なプラットフォームとしての地位を確立しています。 そのため、高価格であっても、多くの企業がその価値を認め、導入を進めているのです。

    事業内容

    事業内容

    ServiceNowについて、少し理解が深まったのではないでしょうか?(と、信じています)

    改めて言うと、ServiceNowは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するクラウドベースのワークフロープラットフォームを提供しています。企業のあらゆる部門の業務プロセスを自動化し、従業員や顧客のエクスペリエンス向上を実現してくれます!

    ちなみに、ワークフロープラットフォームとは

    ワークフロープラットフォームとは、会社の仕事をスムーズに進めるためのシステムです。例えば、書類作成、上司への承認、他部署への依頼など、多くのやり取りが発生する業務を、システム上で一括管理できます。これにより、業務のスピードアップ、ミスの削減、情報共有の効率化、ペーパーレス化などが実現できます。イメージとしては、紙で行っていた作業を、パソコンやスマホでできるようにするようなものです!色々なシステムを連携させて、仕事の効率化を図る、それがワークフロープラットフォームです。

    ServiceNowのデジタルワークフロー概要図

    参照:NTTコミュニケーションズ

    ServiceNowを導入することで得られる効果は主に以下の3つです!

    1. 業務効率化・自動化
    2. 従業員エクスペリエンス向上
    3. 可視化・分析

    1,業務効率化・自動化

    ワークフロー自動化機能によって承認プロセスやタスク管理を自動化し、業務効率を大幅に向上させることができます。AIや機械学習を活用した機能によりルーティンワークを自動化し、人的ミスを削減します!さらに、プロセス全体の可視化によりボトルネックを特定し、継続的なプロセス改善を促進することができます。

    • 製品例
      • IT Service Management (ITSM): ITサービスの管理を効率化し、インシデント、問題、変更、リリースなどを一元管理できます。

    2,従業員エクスペリエンス向上

    従業員が必要な情報やサービスに簡単にアクセスできるポータルを提供することで、従業員のセルフサービスを促進し、IT部門の負担を軽減。人事、総務、経理など、様々な部門のサービスを統合し、従業員がワンストップで必要なサービスにアクセスできるようにすることで、従業員の満足度を高めることができます。モバイル対応により、場所や時間を選ばずに必要な情報にアクセスできるようになり、従業員の利便性も向上します!

    • 製品例
      • HR Service Delivery: 入社手続き、異動、退職など、人事関連の業務プロセスを自動化し、従業員の onboarding エクスペリエンスを向上させます。

    3,可視化・分析

    ダッシュボードやレポート機能により、業務プロセス全体を可視化し、リアルタイムな分析を行うことができます。予測分析機能を活用することで、潜在的なリスクを早期に特定し、事前に対策を講じることが可能になります。

    • 製品例
      • Introducing ServiceNow Workflow Data Fabric: 機械学習を活用し、インシデントの発生を予測したり、問題解決を自動化したりすることができます。

    ミッション・バリュー

    We make the world work better for everyone

    ServiceNowは全ての人にとって働きやすい環境を作り、全ての人が120%の力を出して働けるようになることをミッションとしています。そして、その中でも4つのバリューを掲げています。

    • Stay hungry and humble
    • Create belonging
    • Wow our customers
    • Win as a team

    導入事例

    次に、ServiceNowの導入事例について紹介します!

    アサヒグループジャパン:社内サービスの申請業務を変革し従業員体験を向上

     

    導入背景

    • DX推進の一環として、デジタルの力を活用した従業員体験の変革に取り組んでいた。
    • 従業員が日ごろから面倒に感じている各種申請業務の負担を減らす必要があった。
    • 従来の申請・承認プロセスでは、複数の部門によるダブルチェックや確認作業など、無駄が生じていた。

    導入効果

    • ServiceNowのワークフローによって、申請・承認プロセスが自動化され、申請から承認までの時間が大幅に短縮された。
    • 例えば、ファイル共有のためのフォルダ作成は、従来は1週間程度かかっていたものが、数分で完了するようになった。
    • ServiceNowは、他のクラウドサービスと柔軟に連携できるため、様々な業務の変革に役立てることができるようになった。

    競合企業

    事業内容で紹介したように、ServiceNowはITSM(ITサービス管理)分野とITOM(IT運用管理)分野に強い企業です!そのため、競合企業としてはAtlassian(ITSM分野)やDatadog(ITOM分野)が挙げられます!

    その中でもServiceNowの強みは、ITSMだけでなく人事、財務、顧客サービスなど、より幅広い業務領域をカバーしている点です!これによって企業は部門間を横断したワークフローの自動化やデータ連携が容易に行えるようになります!!

    給与情報

    次に、気になる給与に関する情報です!

    転職サイトによると、
    回答者の平均年収:1515万円
    年収範囲:715万円~3000万円
    回答者数:18人

    とのことでした。

    参照:Open work

    福利厚生

    ServiceNowの福利厚生についてです。

    が、海外オフィスと日本オフィスでは仕組みが違うこともあり現時点で詳しい情報は発見できませんでした。続報があり次第掲載します!

    チャレンジャーズアカデミーとは

    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    ServiceNowの面白さ、少し感じていただけたでしょうか?

    当サイト、チャレンジャーベースアカデミーは日系&外資IT転職に強いエージェント、チャレンジャーベース(株)が運営する、会員制メディアです。

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