外資IT企業の「リクルーター面談」の攻略法を伝授するで!
INDEX

学長トミオやで!
あんな、チャレンジャーからよく相談を受けんねん。「今度、企業のリクルーターさんとカジュアル面談するんですけど、どんな準備をしたらいいですか?」ってな。
今日はそんな疑問に答えるために、リクルーター面談を攻略するコツを徹底的に教えたるで。
注釈:「リクルーター」って言葉の意味について
外資IT企業では「リクルーター」という言葉は「Talent Acquisition(タレントアクイジション)」担当者を指すことが多いんやけど、実は世間一般的にはちょっと違う使われ方もされとる。特に日本の企業では、学生の採用活動で会社説明会に出てくる営業や事務など、一般の社員を指して「リクルーター」と呼ぶこともあるんや。せやから今回は、「外資系IT企業のリクルーター=タレントアクイジション担当」という前提で話を進めるで。
まずは「インターナルリクルーター」について学ぼう
インターナルリクルーターってのは、応募する会社の(多くの場合)正社員で、「人材の採用」を専門にする役割やな。外資IT企業の場合、ポジション名は「Talent Acquisition Partner」なんて呼ばれることが多いと思うわ。
日本法人でリクルーターを雇用しているかは会社次第
実は日本法人によっては、そもそも専属のリクルーターがおらん場合もあるで。その場合、本社のリクルーター、もしくはAPAC地域(シンガポールやオーストラリアにいることが多い)のリクルーターが日本の採用を兼務していることも多いんや。もちろん、その場合は日本語が話せん人もおるから英語での対応が必要になることもあるで。
インターナルリクルーターのKPIは何や?
彼らの最終的なKPIは「優秀な人材を入社させてポジションを埋めること」や。そのために具体的に行うことは以下の通りやな。
- 応募者の選考プロセスの交通整理をすること
- 良い人材に自分から声をかけて興味を持ってもらうこと
- 最終的に自社に入社してもらうこと
リクルーター面談の位置づけを知っとこか
リクルーター面談の位置づけは、自分の経験や経歴によって変わるんや。
- 経歴が浅い候補者の場合:リクルーターは「この候補者がホンマにうちに合うんやろか?」っていう「見極め」のスタンスになる。
- 経験が豊富で実績もしっかりあるベテランの場合:逆にリクルーターが「ぜひうちの会社を受けてほしい!」ってお願いする立場になるわけや。
つまり、自分がどっちの立場にいるか理解して、それに合ったスタンスで臨むことがめちゃくちゃ大事なんや。
リクルーターが一番恐れていることは?
リクルーターはんの心理をちょっとリアルに教えたるで。
実はな、リクルーターが一番嫌なのは、採用プロセスに進めた候補者について、Hiring Manager(採用責任者)から後でこんな風に言われることや。
「なんでこんなやつ通したんや?ちゃんとスクリーニングしたんか?」
これ、リクルーターにとってはマジで最悪の瞬間なんや。
だから、こんな候補者は即落ちる
具体的に言うと、リクルーターが絶対に次のプロセスに通さへんタイプの候補者はこんな感じや:
- 質問に対して具体的な根拠やエピソードを全然用意できてない(例:「チームでやってたんで自分の成果がよく分かりません」「上司の指示通りにやっただけです」)
- 数字や具体的な成果をまったく把握できてない(例:「まあまあ売れてたと思います」「とりあえず忙しかったです」)
- ポジションに全然マッチしてへん経験をアピールする(例:営業職なのに開発経験ばかりを強調する、マネージャー職なのに管理経験について具体的に語れない)
- 企業の製品やサービスへの理解がゼロ(例:「正直御社の製品はよく分かりません」「ホームページは見ましたが、何してる会社かはっきり理解できてません」)
こういう候補者を通すと、リクルーター自身の評価まで下がってしまう可能性があるんや。だからこそ「この候補者なら安心や!」と確信を持てるような材料をしっかり伝えることが必要なんや。
チャレンジャーの「リクルーター面談への臨み方」
リクルーターの経験やスキルには差があるけど、基本的には候補者側の味方になってくれる存在や。リクルーターは候補者を評価するときに、頭の中で「この情報が知りたいな」ってチェックリストみたいなイメージを持っとるもんや。そのリストに沿って、自分が役に立つ情報を提供してあげることが攻略の鍵やな。
例えば、リクルーターの頭にあるチェックリストをイメージするとこんな感じやな。
- 新規開拓が得意か、それとも既存顧客の深耕営業が得意なのか
- 直販での営業実績が豊富か、それともパートナー経由の営業経験が多いのか、もしくは両方とも対応可能なのか
- 自分の営業スタイルは「製品売り」中心か、それとも「バリューセリング(価値提案型営業)」が得意なのか
- セールスサイクルが長くて複雑な製品やサービスの営業経験があるか
- Cレベル(経営層)への提案や交渉の経験はあるか
もちろん、どんな会社のどんなポジションを受けるかによって、何を伝えるかは変わってくるで。このチェックリストはあくまで一例やから、自分が応募するポジションの特性をしっかり把握して、その上でリクルーターが聞きたいやろうなってことを用意しておくのがポイントや。
本気で攻略したいなら相談してや!
ほんまに外資系企業への転職を成功させたいなら、リクルーター面談は避けられん。でも「具体的にどうしたらええの?」ってなったら、いつでもチャレンジャーズアカデミーに相談してや。
ワイらは君の転職成功を本気で応援しとる。一人で悩まんと、まずは気軽に問い合わせてな。一緒に攻略していこな!