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テックタッチ:デジタルツールの効果を最大限に(2023年12月27日更新)

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    全体公開
    Department: 企業研究

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    みなさんこんにちは。チャレンジャーアカデミー教育実習生(インターン)のREOです。

    今回の企業研究は、テックタッチです。デジタルアダプションプラットフォームを提供しています。簡単にいうと、パソコンの画面上のシステム操作をガイドしてくれるソフトウェアを提供しています。

    早速見ていきましょう!

    チャレンジャーベース的おすすめポイント

    • あらゆるエンタープライズ企業でビジネス効果が期待できるソリューションである。
    • デジタルアダプションというポテンシャルの大きな領域で外資の競合企業より優位に立っている
    • 日系企業でOTE制度導入のさきがけ、外資ITからの転職者が多い!

    企業概要

    • 設立年:2018年3月1日
    • 従業員数:101名(2023年9月時点)
    • 業種・事業内容:ソフトウェア
    • 本社所在地:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター5階ワークスタイリング内
    • 公式ウェブサイトhttps://techtouch.jp/
    • 上場・非上場情報:非上場
    • 資金調達の状況や過去のラウンド、出資者など:シリーズB(2023年1月)DNX Ventures、電通ベンチャーズ、Archetype Ventures、三菱UFJキャピタル株式会社など

    デジダルアダプションとは

    デジタルアダプションとは、企業が導入したシステムやソフトウェアが社内でしっかりと定着し、意図されたとおりにユーザーによって使いこなされる状態のことをいいます。

    近年、DXの波に乗り、優れたデジタルツールを導入しても、以下のような問題が起きています。

    • 従業員のITリテラシーにバラつきがある。
    • 操作方法の難易度によって本来目指していた効果が得られない。
    • 新しいシステムを使いこなすための学習時間が確保できず、教育できる人材もいない。

    そこで、テックタッチが提供しているデジタルアダプションツールは、既存のシステム上にガイドを表示させて使いやすくすることができます。そして、導入したツールが期待通りの効果を発揮することを助けます。

    参考:デジタルアダプションとは?重要性やメリットについて解説 | 株式会社NTTデータスマートソーシング

    テックタッチの事業内容・創業経緯

    事業内容

    デジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」の開発・提供

    創業経緯

    創業者の井無田さんは2003年に大学を卒業後、外資銀行に勤めていましたが、大企業の制約や自ら価値を作り出す感覚の欠如を感じていました。

    個人の挑戦を後押してくれる会社に転職しようと考えましたが、いっそのこと自分で作ってしまおうと思いつき、ITの修行をするためアプリ制作会社に転職しました。そこでは、4〜5000万DLのアプリの運営やプロダクト作りに携わったそうです。

    「様々なシステムの使いにくさ」を銀行勤務時に経験し、その後IT企業勤務時に 「使いやすいシステムを作るしさ」も実感。双方のギャップを埋める「テックタッチ」という製品アイデアを思いつき、テックタッチを創業しました。

    参考:テックタッチ 井無田仲|自らの原体験が生んだ、ユーザーとシステム開発者、双方に優しい仕組み | 創業手帳

    テックタッチのミッション・バリュー

    ミッション

    すべてのユーザーがシステムを使いこなせる世界に

    バリュー

    挑み続けろ 援護があるから
    自らが中心となり困難なゴールに挑もう、まわりのメンバーは可能性を信じサポートしよう

    Deep Thinking
    深く考え抜くことで、本質をみきわめ、他にはないユニークな価値を生み出そう

    いつでもごきげん
    チームとして最高のアウトプットが出せるように、お互いに尊敬・尊重しあい、いつでもごきげんでいよう

    出典:会社情報 | テックタッチ

    製品情報・導入事例

    製品情報

    テックタッチはウェブシステム上にデジタルガイドを提供し、ユーザーが求める操作をナビゲートできるサービスを提供しています。

    イメージするなら、車のフロントガラスにナビが表示されるようなものです。自分が、そのシステムを使ってやりたいことをガイドから選択し、テックタッチがナビゲートしてくれます。(以下のようなイメージ)

    テックタッチ_イメージ

    さて実際の製品を見ていきましょう!

    以下の動画は、社内システムで商談を登録するガイドを実行しています。

    システム上に、「商談を登録する作業のガイド」が登録されており、それを再生するだけで、利用者はどこに行って何を入力すればいいのかがわかります。

    このように、1度ガイドを作成したら、取扱説明書を作る、見る必要がなくなります。また、システムの使い方を教育する手間も縮小させることができます。

    そのほかにも自動入力機能などを搭載しています。これらの機能があることで、導入、業務の効率化を実現することができます。

    さらに、テックタッチを導入することによって、ユーザーの画面上での動きのデータを収集・分析することができます。

    テックタッチ_製品

    より良いシステム作りに必要な情報を集めることができます。

    また以下のサイトで紹介されていますが、親身で充実したサポート体制が整っているようです。

    テックタッチ | ITreview

    参考・出典:

    https://techtouch.jp/service-toB/

    https://matome.response.jp/articles/5274

    テックタッチ導入事例

    デジタル庁

    デジタル庁の「調達ポータル」にて、テックタッチが利用されています。テックタッチがシステム操作方法をリアルタイムにナビゲーション表示し、初めてサイトを訪れた人でも操作がしやすくなっています。

    皆さんも体験できるので、興味がある方は以下のリンクから試してみてください!

    調達ポータル | デジタル庁

    参考:デジタル庁の「調達ポータル」にシステム活用支援サービス 「テックタッチ」を利用

    サントリービジネスシステム株式会社

    サントリービジネスシステム株式会社は飲料食料品メーカーのサントリーグループのビジネスインフラを整える会社です。

    テックタッチを導入する前には以下のような課題がありました。

    • システム操作性の課題: パッケージシステムへの変更に伴い、システムの操作性向上が必要に。
    • 問い合わせの多さ: リリースしたサービスに関する問い合わせが半年以上経っても減少しない。

    そこで、間接材購買、海外出張精算、タレントマネジメント、年末調整システムに「テックタッチ」を導入しました。具体的には以下を行いました。

    その効果として以下の点が挙げられます。

    • 問い合わせの削減と利便性向上:人事システムでは、年末調整時の問い合わせを4割削減し、差戻しも5割削減。間接材購買システムでは、集中購買のための推奨品購買率が増加し、問い合わせも9割削減しました。
    • UI/UXの改善:利用分析機能を使い、ユーザーの離脱箇所を把握し、UI/UXを改善しました。

    これらのことから、テックタッチの導入はサントリーにとってシステムの操作性を向上させ、業務効率化と従業員の利便性向上に貢献したことがわかりますね。

    参考:サントリーグループ 3万人のシステム操作性を向上。問い合わせを9割削減し、従業員の利便性向上と業務効率化を実現。| テックタッチ株式会社

    競合比較・市場動向

    近い領域でビジネスをしている企業として、外資IT企業WalkMependoなどがあります。

    強み・弱み

    強み:ITに詳しくなくても運用できる。カスタマーサクセスがとても手厚い。

    弱み:弱みは現在調査中です。

    今後の展望

    テックタッチの製品は、導入したシステムやソフトウェアの効果を最大限に引き出すことができると考えます。それが、ビジネス、企業そのものをよくしていくことに繋がり、真のDXができると考えます。なので、テックタッチはこれからどんどん需要が伸びていくと考えます。

    [補足説明]

    ここでDXの定義を見てみましょう。

    企業が、ビッグデータなどのデータとAIやIoTを始めとするデジタル技術を活用して、業務プロセスを改善していくだけでなく、製品やサービス、ビジネスモデルそのものを変革するとともに、組織、企業文化、風土をも改革し、競争上の優位性を確立すること。

    とあります。要は、アナログだったものを、いたずらにパソコンやスマホでできるようにすることではありません。その先、製品やビジネスモデル、会社までを変革することがDXの本質です。

    テックタッチの企業文化・給料情報

    企業文化・職場環境

    こちらの記事は、ある社員さんの入社エントリ記事です。

    このビッグウェーブ(テックタッチ)に乗るしかないと思ったのでジョインしました | Wantedly

    筆者の方は、Box Japan(外資IT企業)のネクストキャリアとして、テックタッチにジョインしました。

    学長トミオによると、この方のように外資ITで働く方のネクストキャリアとして選ばれている方が多いそうです!

    また、上記のブログから働く環境として、

    「いつでもごきげん」を体現している人がとにかく多いと感じています。
    お互いが相手の活動を尊敬し、「すごい!」と褒め合い、助け合いながら業務を行っているのをよく見かけます。

    とあります。社員同士が尊敬し合い、高め合いながら働く素敵な職場環境ですね。

    給料情報

    外資からの転職者が多いこともあり、比較的給料は高めみたいです。

    日本企業では少ないOTE制度を導入している企業なので、営業では、成果に応じて高年収が期待できるところも魅力ですね!

    求人情報

    こちらは、テックタッチの求人情報です。セールス、カスタマーサクセス、広報、エンジニアと幅広く募集されていますね。(2023年10月時点)

    求人一覧 | テックタッチ株式会社

     

    お疲れ様でした!

    デジタルアダプション、みなさん知っていましたか?

    テックタッチのように、面白い製品を提供している日系のスタートアップはまだまだたくさんあります。

    チャレンジャーベースでは、トミオによるキャリア相談を行っています。具体的な転職相談から、「ソフトウェア営業ってどんな仕事?」、「最近業界どんな感じですか」などふわっとした内容でも大丈夫です。もちろん無料です。少しでも気になった方は、こちらからお問い合わせください!

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