リクルートマネジメントソリューションズ:異次元の従業員満足度
INDEX
みなさんこんにちは!インターンのKENです。
誰しも一度はホワイト企業にあこがれた経験があるでしょう。
今回は異次元の従業員満足度を誇る、リクルートマネジメントソリューションズを紹介します。
異次元のOpenworkスコア
参考:Openwork「株式会社リクルートマネジメントソリューションズ」
え、高すぎない???
こんなきれいな八角形みたことありません。
なんでそんなにスコアが高いの?
事業内容などの情報は下に載せるので、高スコア理由を簡潔に(個人的な見解を)まとめます。
チャレンジャーベース的おすすめポイント
- 証明された働きやすさ
- SaaS領域にも挑戦中!
サマリー
- 設立年:1989年
- 従業員数:585名(2023年4月1日時点)
- 業種・事業内容:
コンサルタント・専門コンサルタント 人材サービス(人材紹介・人材派遣)/教育関連/その他サービス - 本社所在地:
〒108-0023
東京都港区芝浦3-16-16 住友不動産田町ビル東館 4F [地図]
(登記上本社)東京都千代田区丸の内1-9-2 - 公式ウェブサイト:URL
- Wikipediaページ:URL
- 上場・非上場:未上場
事業内容・創業経緯
さて、どのような事業内容なのか見ていきましょう。
事業内容
当社には大きく分けて4つの事業領域があります。
①人材採用
人材の可視化をベースとし、採用活動の精度を向上させ、適切な配属とフォローアップにより人材の定着率の向上にも寄与している事業です。
具体例としては、採用に関する活躍人材像などを策定します。
そして選抜過程においてSPIなどの技能×性格の診断によってマッチングを図っていくことなどが挙げられます。
②人材開発
企業戦略や事業推進に大きく寄与するような人材戦略の策定から実行までを支援している事業です。
対象は若手、中堅から経営層まで幅広いです。
③組織開発
組織単位でのコンサルティングをする事業になります。
例えば営業力強化の観点で言えば、営業組織を新しく設立するアプローチしたり、個人に対して営業人材開発を行ったりしています。
④制度構築
人事領域における上流設計やシステム導入などを行う事業です。
☆SaaS領域にも進出中
リクルートマネジメントソリューションズでは膨大な顧客基盤とSPIなどで集めたデータを活かしたSaaSを初めています。
他にも他社サービスではありますが、カオナビの導入コンサルタント的な役割もあるそうです。
創業経緯
1960年にリクルートが創業され、1963年にリクルートにて人事測定事業が開始されました。
そこから総合検査の「SPI」や各種研修が開発され、それらが元となり、2004年に株式会社リクルートマネジメントソリューションズが設立されました。
企業のミッション・ビジョン・バリュー
当社のMVVを紹介します。
クライアントワークを行う企業らしさが感じられます。
ビジョン
個人と組織が相乗的に価値を高め合っている社会の実現を目指す
ミッション
実効性の高いマネジメントソリューションの提供により
個と組織の健全な発展に貢献する
バリュー
1. 価値共創
人と組織のありたい未来を顧客とともに創るために、顧客起点で発想し、期待を超える価値を提供する
2. 当事者意識
新たな成長機会を創るために、主体者として強い意思をもって仕事に取り組む
3. 相互信頼
個人が出せる以上の価値を生み出すために、自分と異なる考え方や相手の立場を生かし、研鑽し合う
4. 創造的試行
絶えざる革新のために、既成概念にとらわれず、知的好奇心をもってスピーディにチャレンジし続ける
導入事例
さて、実際に当社サービスはどのような企業でどのように活用されているのでしょうか?
導入事例を見ていきましょう
SCSK株式会社:IT人材を取り巻く大きな環境変化を見据えた「人事制度改革」
・背景・課題
○2020年の新中期経営計画で「人財投資」を重視。
○経営陣要望により、人事制度改定の必要性が浮上。
○社内プロジェクトでは議論が難航し、社外のノウハウを求める。
・検討プロセス・実行施策
○コンサルタントの支援により、経営陣と人事の合意形成を促進。
○2020年7月に複線型人事制度を導入。
○育成期間として入社1~4年目を定め、「総合職掌」を設定。
○DXビジネス推進のために「GM職掌」と「ADV職掌」を新設。
○各自の成長を促すために「役割判定」を導入。
・成果・今後の取り組み
○新人・若手の育成スピードが上がり、役割判定も浸透した。
>総合職掌卒業者は従来よりも高い等級に格づけられ、成果が明らか。
>上司の育成意識の向上により、新人への上位役割付与が増加。
○次世代経営者育成、異業種・高度人材の採用、エンゲージメントに注力。
>GM職掌の活用を強化し、次世代経営者育成を課題として捉える。
>ADV職掌の活用に関して、異業種・高度人材の採用を強調し、ダイバーシティ&インクルージョンの重要性を認識。
>新人・若手のリテンションを考慮し、「ウェルビーイング向上」に取り組む。
○人事制度改定の成果は確認されたが、これからの改善が勝負。
>制度の活用と改善を継続して行い、時代に即した制度を目指す。
競合企業・市場動向
競合企業
総合コンサルティングファーム(デロイト、PwC、アクセンチュアなど)の人事コンサルセクターや、組織人事系に特化したマーサージャパンといったコンサルティングファームなどが挙げられます。
市場動向
参照:矢野経済研究所「人材ビジネス市場に関する調査を実施(2023年)」
- 市場概況
2022年度の人材関連ビジネス市場では、人材派遣業市場が堅調な伸びを見せ、特にIT関連職種や一般事務職に対する需要が安定しています。
一方で、ホワイトカラー職種の人材紹介業市場も経済活動の正常化により拡大し、サービス需要の回復が進んでいます。
しかし、再就職支援業市場は経済回復の不透明感から見送り企業が増加し、市場規模が大幅に縮小した。 - 注目トピック
参照画像:UNIPOS「人事制度の最新トレンド傾向」「終身雇用・年功序列」から職能主義→成果主義→役割主義と、時代の変化に合わせた人事制度改革のニーズは常にあります。
強み・弱み
強み:最大手ならではの顧客基盤とデータ量
人材育成業界再大手であり、リクルートが持つ圧倒的な顧客基盤やデータ量が強みと言えます。
例えばSPIの適性検査などは既得権益と言って差し支えないほど社会に浸透していますし、それらが大量のデータ収集に繋がります。
そしてそれらのデータを活用して人事系コンサルティングに生かせるということはかなり強みと言えるでしょう。
求職者目線からしても、組織課題に対する上流からのコンサルティングを経験できることは多くの学びとやりがいを得られるのではないでしょうか。
弱み:グローバルやDX化への対応懸念
転職関連の口コミサイトを見たところ、グローバル案件に対する弱さやDX化など新領域に対する挑戦に及び腰であるという指摘が多くみられました。
実際に競合となるbig4(PwC、Deloitte、EY、KPMG)やアクセンチュアは世界中に拠点があるグローバルコンサルティングファームです。
国をまたいだクロスボーダー案件や、近年急拡大してきたDX化の波に大きく乗っている企業群です。
ここ数年においては戦略コンサルや総合商社までもがDX領域で急拡大したアクセンチュアを目指す総合コンサル化が見受けられます。
そのような状況下で領域特化のリクルートマネジメントソリューションズの地位が安泰かはわかりません。
福利厚生・職場環境
福利厚生
- カフェテリアプラン
毎年50万円相当のポイントが支給される。選択肢には、通信教育、社外スクール受講費、書籍購入費、キャリアカウンセリング受講料、住宅補助、子供の教育費補助、医療費補助、スポーツクラブ補助、テレワーク環境整備や通信費などが含まれている。 - 任意保険
- 社内短期貸付制度
- 育児休職制度
- 介護休職制度
- 慶弔一時金
- リクルートグループ社員持株会
- 弔慰金・障害見舞手当
職場環境
当社は本社(東京)と拠点(関西、東海、九州)がありますが、ここでは本社のみ紹介します。
東京本社(東京都港区芝浦3-16-16 住友不動産田町ビル東館 4F) |
東京本社は2022年に移転しており、建物自体の竣工も2021年です。
再開発が進むJR田町駅かつ綺麗なオフィスということで、恵まれている環境といえるのではないでしょうか。
給与情報
参考程度に、dodaに掲載されている求人情報を見てみましょう。
- ソリューション営業:<予定年収>640万円~706万円
- マーケティング営業:<予定年収>574万円~640万円
- 人事:<予定年収>640万円~850万円
- Webアプリケーションエンジニア:<予定年収>706万円~970万円
- Webプロダクト開発:<予定年収>706万円~970万円
採用情報
新卒、中途採用ともに難関であることは間違いないでしょう。
少しでも興味がある方はトミオ学長に相談しましょう!
新卒採用
新卒採用においては11~15名の総合職を採用しているようです。
前述したような高待遇に対して少人数ですから狭き門でしょう。
固定残業代50hですが新卒月給320,000円以上、フルリモート、東京勤務確率の高さ、と親会社以上の好待遇といっても差し支えないでしょう。
中途採用
募集職種一覧ページより各ポジションの募集要項を確認することができます。
選考ステップは選考ステップ:適性検査(テストセンター受検)→面接2-4回程度→内定という流れです。
新卒採用の実績から推定するに、MARCH~早慶下位レベルの学歴層が多そうです。
中途にもSPIを受けさせるのは、流石SPIを作っている会社ですね。
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