Autify：社内公用語が英語！？希有な日系SaaS
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こんにちは！チャレンジャーズアカデミーの教育実習生（インターン）のRaikiです！
AIの波が様々な業界に押し寄せる中、IT業界にも革新的なソリューションが登場しています。
今回紹介するのは、AIを駆使してソフトウェアテストの自動化を実現し、エンジニア不足に悩む企業に光明をもたらす注目の企業、Autify（オーティファイ）です！
テクノロジーの力で開発現場の効率を劇的に向上させる、その魅力的な取り組みを一緒に探っていきましょう。
弊社、チャレンジャーベース（株）は日系＆外資IT転職に強いエージェント会社です。転職やキャリアアップの悩みは学長トミオに相談してみてください！
チャレンジャーベース的オススメポイント
- 日本人がアメリカで創業した逆輸入の会社！
- 社内公用語がまさかの英語！？
- カルチャー・給与、共に外資寄り？
サマリー
- 設立年：2016年
- 従業員数：104人（2024年8月時点）
- 業種：IT/Web・通信・インターネット系
- 所在地：（本社）米国サンフランシスコ、（日本オフィス）東京都中央区東日本橋2丁目22-1 クロスシー東日本橋ビル6階
- 株式公開（証券取引所）：非上場
- 調達額：約45億円（2024年3月現在）
- 公式ウェブサイト：autify.com
創業経緯・事業内容
創業経緯
Autifyの創業者である近澤良さんは、DeNAやVikiでエンジニアとしてのキャリアを積んだ後サンフランシスコに移住し、Autifyを創業しました。立ち上げ当初は翻訳支援ツールを事業として展開していましたが思うように伸びず、Alchemist Acceleratorへの参加をきっかけにソフトウェアテストの自動化へと事業転換を行いました。
Alchemist Acceleratorとは…スタートアップ（BtoB領域）に特化したアメリカのトップアクセラレータープログラム。（「アクセラレーター」とは、スタートアップなどを支援し、事業成長を促進するプログラムや団体を指す）。参加できるのは厳選された25社で、期間は6ヶ月間。活動資金の支援や育成、顧客獲得や資金調達のためのサポートを行う。Autifyは、2019年1月に日本人チームとして初めてAlchemist Acceleratorを卒業した。
参照：https://sogyotecho.jp/autify_chikazawa/※Alchemist Acceleratorは、6ヶ月という短い期間の中で実際にお客様を獲得できなければ卒業できないという厳しさがあり、参加するのも卒業するのも難しい。
事業内容
それでは、Autifyの具体的な事業内容について見ていきましょう！
と、その前に
ソフトウェアテストの自動化ってなに？
日常的に使用しているアプリやゲーム、ウェブサイトなど、多くのデジタル技術がソフトウェアによって動作している中、そのソフトウェアが想定通りに動作するかを検証し、評価することをソフトウェアテストと言います。従来、このテスト作業は人手で行われていましたが、昨今のエンジニア不足という問題が内在していました。
そこで、Autifyは専用のプログラムやツールを使って自動的にソフトウェアテストを実行してくれる革新的な製品を開発したそうです！
理解が深まったところで、具体的に製品を見ていきましょう！
1，Autify NoCode：誰でも使えるAI搭載テスト自動化ツール
Autify NoCodeは、テクニカルスキルがなくても簡単に使える、革新的なテスト自動化ツールです。その特徴は以下の3点です
- 直感的な操作性
- ノーコードで簡単にテスト作成が可能
- 技術者でなくても、誰でも使いこなせる
- AI駆動の自動メンテナンス
- UIの軽微な変更にも自動で対応し、メンテナンス作業を大幅に削減
- テスト実行の信頼性が高く、長期運用が容易
- 幅広い対応範囲
- 多様なブラウザやモバイルデバイスに対応
- クロスブラウザテストやメールテストにも対応
2，Autify Pro Service：専門家による総合的品質保証サービス
Autify Pro Serviceは、テスト自動化を前提とした包括的な品質保証サービスです。Autifyの専門家チームがクライアントのテストプロセス全体をサポートしてくれます。
- 最適なテスト戦略の設計
- 自動テストと手動テストの最適な組み合わせを提案
- 製品やプロセスに合わせたカスタマイズ戦略
- 包括的なサポート
- テスト戦略の立案から実行、評価まで一貫したサポート
- QAチームの立ち上げや運用のサポート
- 自動化ファーストのアプローチ
- テストプロセス全体を自動化視点で最適化
- 自動化カバレッジの向上によるテスト効率の最大化
3，Autify Genesis：AIがテスト設計を自動化
Autify Genesisは、生成AI技術を活用して、テストケースとテストシナリオの自動生成を実現する革新的なソリューションです。
- AI駆動のテストケース自動生成
- プロダクトの仕様書や設計書からテストケースを自動生成
- 間の創造性とAIの効率性を組み合わせた最適なテスト設計
- テスト設計時間の劇的な短縮
- テストケース作成にかかる時間を大幅に削減
- 開発サイクルの加速化に貢献
- 一貫性のある高品質なテスト設計
- 担当者による品質のばらつきを最小化
- ストケース作成のばらつきを軽減
バリュー
・Solve burning needs
・Aim high, stay grounded
・Be selfless
この3つのバリューには次のような意味が込められているそうです。
Autifyは、あらゆる場面で本質的な課題を見極め、最速かつ最高の効果をもたらす解決策を追求します。私たちは明確な理想像を掲げ、謙虚に学び続けながら大胆な挑戦を重ね、常に会社全体の利益を第一に考え、一丸となって行動します。
圧倒的な顧客価値の創出と持続的な革新を追求する、Autifyの企業文化と vision が端的に表現されている素晴らしい理念ですね！
導入事例
株式会社コーセー：テスト自動化により月間110時間以上工数を削減
導入背景
- システムの新機能追加に伴い、手動テストの作業量が著しく増加していた。
- テスト専任担当者がおらず、手動テストに多くの人員を割くことで、他の重要業務に支障が出ていた。
- リグレッションテストの漏れにより、既存機能の不具合がリリース時に発見されるなど、品質管理に課題があった。
導入効果
- テスト工程の効率化により、チーム全体で110時間以上の工数削減を達成した。
- リリース前テストの工数削減により、企画などの核心的な業務に時間とリソースを振り向けることが可能になった。
- 自動化により、一貫性のあるテストの実施が可能となり、人為的ミスの削減とテストカバレッジの向上が実現した。
給与情報
リクルートエージェントの情報によると、
- 法人営業/エンタープライズ営業：800万円～1,000万円
- カスタマーサクセス：600万円～1,000万円
- アカウントエグゼクティブ（SMB）：700万円～900万円
学長によると、給与制度としてOTE制度も導入されており、日系SaaS企業の中でも高い給与水準になっているそうです！
福利厚生・職場環境
福利厚生
Autifyの福利厚生には以下のような制度があります。
- 通勤手当
- リモートワーク設備費用一部支給
- 英語学習・スキルアッププログラムサポート
- ビザサポート
以上のような福利厚生がそろっている中、僕が一番凄いなと感じた制度はこちらです。
Flexible PTO制度（FPTO）
2022年のAutify Blogによると、AutifyではFPTOと呼ばれる
「無制限有給休暇制度」を導入したそうです。
この導入の背景には、外国人メンバーが多く在籍するというAutifyの特徴や働き方を社員の最良に任せるカルチャーが根付いていることなどがあるそうです！
社員の能力を信じているからこそできる日本では珍しい制度ですよね！
職場環境
- 従業員数：104人（2024年8月時点）
- 所在地：（日本オフィス）東京都中央区東日本橋2丁目22-1 クロスシー東日本橋ビル6階
- 社内公用語：英語
Autifyはスタートアップ企業の聖地である渋谷ではなく、東日本橋にオフィスを構えていますが、これには多数の外国人メンバーが在籍しており、羽田空港や成田空港にアクセスの良い場所を選びたかったという理由があるそうです。
隅田川を眺めながら休憩できるなんて、すごく羨ましいです！
詳しく知りたい方はAutify Blogにあるオフィスツアーの記事をぜひ読んでみてください！！
採用情報
現在、Autifyではエンジニアを始めとして、エンタープライズ営業やカスタマーサクセスなど幅広い職種を募集しているそうです。
ここまで読んでくださり、Autifyに興味を持ち始めた皆さんは、もっと詳しい採用情報について知りたいはず！こちらのAutifyの採用情報を見るのもいいですが、ぜひ学長トミオに相談してみてください。詳しい情報をお届けできること間違いなしです！！
チャレンジャーズアカデミーとは
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Autifyの魅力は伝わったでしょうか。公用語が英語という珍しい企業ですが、製品やカルチャーなどがすごく魅力的な企業ですよね！！
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