Box:日系と外資のいいとこどりなカルチャー
INDEX
こんにちは、インターン生のNANAです!
本日取り上げる企業は、最近注目されている外資IT企業の”Box”です。
実はこの会社、2024 年版日本における「働きがいのある会社」ランキングの中規模部門で、初参加ながら3位に選ばれているんだそうです(Great Place To Work® Institute Japan)。
また、学長のトミオ曰く、外資ITの営業の中でも”良いカルチャー”と言われているんだとか(外資特有の成果至上主義感が薄い)
どんな企業なのか、これから一緒に見ていきましょう!
弊社、チャレンジャーベース(株)は日系&外資IT転職に強いエージェント会社です。今回ご紹介するBoxについても、もちろんお話できます。転職やキャリアアップの悩みは学長トミオに相談してみてください!
チャレンジャーベース的オススメポイント
- 日本で売るための営業手法が確立されている。
- グローバル売上の3割を日本が稼ぎ出す、圧倒的な日本法人のプレゼンス。
- 日系と外資のいいとこどり(シリコンバレーのようなフラットなカルチャーと日本企業のチームワーク・おせっかいがミックスされている)。
会社概要
- 社名:株式会社Box Japan
- 設立年:2013年(米国本社は2005年)
- 代表取締役:古市克典
- 従業員数:207名(2023年度時点)
- 事業内容:クラウドコンテンツ管理プラットフォームの提供
- 本社所在地:レッドウッドシティ(米国)
- 日本支社所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング 15階
- 公式ウェブサイト:公式サイト
- 上場・非上場:非上場
創業経緯・バリュー
創業経緯
創業者のアーロン・レヴィは、2005年、20歳のときに南カリフォルニア大学の学生寮でBoxを立ち上げました。
クラウドストレージというのは基本的には差別化の難しいコモディティです。レヴィはこの点を早い段階で理解し、Boxのターゲットユーザーを一般消費者から法人顧客へと変更しました。彼は”速くて、質の高いユーザーエクスペリエンス”の実現を目指し、多くの人に受け入れられるサービスの提供を目指していたそうです。
彼の従来のアイディアやモデルに縛られることのないビジネスの発想が、Boxを成長させたのだと言えますね。
バリュー
Box Japanは、2023年にGreat Place to Work ® Institute Japanの実施する調査に初めて参加し、優れた職場文化に基づいた「働きがいのある会社」として認定されました。その背景には、7つのバリューを社員が体現することを心がけていることがあるそうです。以下で抜粋して紹介します。
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Blow our customers’ minds(お客様を最優先する)
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Take risks. Fail Fast. GSD.(スピーディーに冷静な判断をする)
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10x it!(10倍の規模を想定して環境を構築する)
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Make mom* (or whomever you value most) proud(同僚・お客様・コミュニティに対して公平に振る舞う)
顧客ファーストだけでなく、社員のことを大事にした社風が感じられますね。
参考:Boxの7つのバリュー
事業内容
Boxが提供しているのは、社内のコンテンツを1つに集約する、”次世代型ファイルサーバ”です。Boxが提供するストレージの中で情報を安全に共有することができるため、社内外のコラボレーションを促進することができます。以下でその特長や導入のメリットについて見ていきましょう!
Boxの特長
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コラボレーション・共有を誰とでも、あらゆるデバイスで可能
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フリクションレスなセキュリティで重要なデータを保護
*フリクション:利用者が使用を途中で止めたくなる顧客体験上の障害 - クラウドストレージに、電子サイン、ホワイトボードなどの便利な機能をプラス
- ノーコードでワークフロー作成。業務の自動化を促進
- Office 365、Google、Slackなど、1,500以上の主要なツールとの統合
Boxを導入することで、これまで使っていた様々なアプリケーションツールを統合でき、それらをセキュリティを担保しながら共有することができるみたいですね。
チームワークにおけるコラボレーションが促進されそうです。
Boxを導入するメリット
ここでは、Boxを導入することによる3つのメリットについて説明します。
1:外部業者とのコラボを効率化
Boxを導入することで、代理店とのマーケティングに関するコラボレーションを簡素化し、促進することが可能になります。具体的には、カスタムワークフローを構築、追跡、管理することで、タスクをシームレスに実行し、プロセスを次のステップへ進めると同時に、リアルタイムの可視性、アラート、プロセス全体のオーケストレーションを可能にします。
*オーケストレーション:複数の IT 自動化タスクまたはプロセスを調整して実行すること
2:営業の生産性向上
Box が日本市場に馴染んだワケ
Box Japanを立ち上げた、カントリーマネジャーの古市氏によると、本社からの製品をそのまま販売するのではなく、日本特有のニーズに対してカスタマイズした製品を提供したことで、日本市場で成長できたそうです。
外資企業の日本法人は、本社の製品をそのまま売ることがほとんどですが、Boxのように日本に合わせたカスタマイズができること、そしてそれを可能にする本社と日本法人の信頼関係がある点が、Boxの魅力だと言えますね!
導入事例
NRI(野村総合研究所):コラボレーションのジレンマを解消
今回は株式会社野村総合研究所(以下NRI)の導入事例を紹介します。
導入背景
- ”コラボレーションのジレンマ”を抱えていた
NRIでは、社外とのコラボレーションを制限すればシャドーIT(社内許可を得ていないIT機器)発生のリスクが生じ、制限をなくせば情報漏えいリスクが生じるという、”コラボレーションのジレンマ”を問題視していました。
- 導入の決め手
”ファイル共有の際、URLの共有で済むため、添付メールを送信する必要がなくなること”や”ファイルサーバが不要になること””セキュアで効率的なコラボレーションが実現できること”が決め手になりました。
導入効果
- セキュリティ向上:ファイル自体ではなくURLのみの共有となったため、添付メールの誤送信対策・誤送信ファイルの蔓延防止に
- 統制強化による生産性向上:容量無制限のためファイルが増大しても統制可能に
- 効率的な社外コラボレーション:社外との間で統一されたファイル共有手段が確立
NRIはBoxの導入によって、コラボレーション環境最適化を実現できたといえますね。ちなみに弊社では、NRIの企業紹介記事も載せています!そちらもぜひご覧ください!
参考:Box公式導入事例
給与情報
OpenWorkに載っていた情報によると、平均年収は1,308万円でした(回答者数14人)。かなり良い給与がもらえそうですね。
採用情報
採用情報については、こちらの公式サイトから見れるみたいです。
取り組み・職場環境
取り組み
Boxの取り組みには、次のようなものがあります。
コミュニティコーナー
- 休憩時間のエクササイズ
- 料理教室
- 家族参加のイベント
社員の興味によるコミュニティ(EICs)
個人のアイデンティティ、情熱、カルチャーを融合させることを目的とし、サポート、学習、啓蒙、エンゲージメントの機会を提供します。
例:リーダシップ育成プログラム
Box.org
非営利団体の活動支援といった、社会貢献事業を行っています
会社主催の活動
ハッカソン、Global Impact Day(社会貢献活動日)、エグゼクティブとのランチ、Brand Ambassadorship(ブランドアンバサダー)などのイベントを開催しています。
チームイベント
祝賀会、新入社員歓迎会、勉強会、候補者の面接など、チームメンバーが集います。
参考:Boxのコミュニティ活動
職場環境
それでは、職場環境について見ていきましょう!
オフィス環境
こちらは、Box Japan東京オフィスの様子です。新しいオフィスということもあり、非常に広々とした、そして綺麗なオフィスですね。
チャレンジャーズアカデミーとは
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Boxの魅力は伝わりましたでしょうか。製品やカルチャーなどがすごく魅力的な企業ですよね!!
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