Workato:連携と自動化
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こんにちは、チャレンジャーベースでインターンをしているNANAです!
今回取り上げるのは、Workato(ワーカート)という会社です。この社名には、”Work+Automation”という意味が込められています。
あらゆる企業の業務(Work)を自動化(Automation)することがWorkatoの使命なんだそうです。
昨今デジタル化に力を入れている企業がとても多いので、需要のあるサービスといえますね!
どんな企業なのか見ていきましょう!
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チャレンジャーベース的おすすめポイント
- エンタープライズ企業が抱える課題にアプローチできる
- 今後よりニーズが高まっていくであろうiPaaSサービスを提供している AIエージェントをアプリ内でなくiPaaS側で持つという発想が今後の流れに合っている(感じがする)
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競合ソリューションの中でトップランナーである
会社概要
- 日本法人設立年:2021年(本社は2013年)
- 従業員数:1,000人以上(全世界で)
- 事業内容:クラウドベースの統合プラットフォーム(iPaaS)の提供
- 本社所在地:カリフォルニア州マウンテンビュー
- 日本法人所在地:〒100-6611 東京都千代田区 丸の内 グラントウキョウサウスタワー11F
- 公式ウェブサイト:公式URL
- 上場・未上場:未上場
創業経緯
Workatoの創業は、CEOのVijay Tella氏の個人的なフラストレーションがきっかけでした。
Tella氏は、以前は大手IT企業で働いていましたが、そこで 企業のソフトウェアが互いに連携していない という問題に直面しました。異なる部門で使われるソフトウェアがバラバラで、データの共有や連携がスムーズにいかない結果、手作業でのデータ入力や転記が発生し、非効率でエラーも起きやすい状況にありました。
この問題を解決するために、Tella氏は ”あらゆるアプリケーションを簡単に連携できるプラットフォーム”を作ることを決意し、2013年にWorkatoを創業しました。
ミッション・バリュー
ミッション
Workatoのミッションは、”あらゆる規模の企業にとって、自動化と統合をアクセスしやすく、ユーザーフレンドリーなものにすることで、自動化と統合の世界に革命を起こす”です。
Workatoは、企業がワークフローをシームレスに接続し、自動化することで、様々なアプリケーションにわたる効率性とコラボレーションを強化できるようにすることを目指しています。革新的で直感的なプラットフォームを通じて、Workatoは自動化への障壁を取り除き、企業が今日のペースの速いデジタル環境で成功できるようにすることを目指しています。
バリュー
- 自動化(Automation): Workatoは、ビジネスプロセスを自動化することに専念し、従業員が高価値のタスクに集中し、より高い効率を達成できるようにします。
- 統合(Integration): Workatoは、異なるシステムとアプリケーション間のシームレスな統合を重視し、組織がワークフローを合理化し、データの精度を向上できるようにします。
- 俊敏性(Agility): Workatoは、俊敏性と適応性を重視し、組織が変化するビジネスニーズに迅速に対応し、競争に勝ち続けられるようにします。
- 顧客の成功(Customer Success): Workatoは、顧客の成功を最優先に考え、顧客が望ましい成果を達成できるように、卓越したサポートとサービスを提供します。
- 信頼(Trust): Workatoは、透明性、誠実さ、説明責任に基づいた信頼関係を築くことに尽力しています。
参考:Workato公式サイト
事業内容
Workatoでは、プログラミング知識を持たないビジネスユーザーでも簡単にシステム統合ワークフローを実装することができる、エンタープライズ仕様のクラウド型業務自動化プラットフォームを提供しています。業務で使用する様々なシステムを一つに連携し、それを自動化してくれるという、DX化が進む現在の日本企業においてニーズの高そうなサービスですね。
では、このサービスは企業のどんな課題を解決してくれるのか、メリットを見ていきましょう!
Workato導入のメリット
1:部門間・システム間の連携不足による非効率を解決
多くの企業では、様々な業務システム(SaaSなど)を導入していますが、それらが連携されていないために部門間で情報共有がスムーズにいかない、データの重複入力や転記ミスが発生する、といった非効率が生じています。Workatoは、これらのシステムをAPIで連携させることで、データの自動連携を実現します。
Ex)営業部門がSalesforceで受注した案件の情報を、Workatoを介して自動的に請求システムや会計システムに反映させることが可能
2:手作業による業務の非効率の解決
現在、多くの企業では、データ入力、承認、レポート作成など、手作業で行われている非効率なタスクが存在します。Workatoは、これらの手作業を自動化することで、業務効率を向上させ、従業員をより創造的な仕事に集中させることができます。
Ex)経費精算の承認プロセス・日報の集計を自動化
参考:professional saathiによるWorkato紹介(英語)
上記のように、Workatoの大きな特徴はシステムの”連携”と”自動化”だということが分かりますね。
Workatoのここがすごい!
5回連続リーダーの1社に位置付け!
Workatoは、2024年Gartner® iPaaSのMagic Quadrant™FOR IPAASにおいて5回連続でリーダーの一社として位置付けられています。競合と比較しても非常に優秀なサービスを提供しているみたいですね。
グローバルのプライベートクラウド企業トップ100社として選出!
2023年、Workatoはグローバルのプライベートクラウド企業のトップ100社に選ばれています。Open AIやDatabricks、Wiz、notionなどの有名企業が名を連ねる中、新たな挑戦企業としてWorkatoが選ばれているみたいです。
導入事例
株式会社メルカリ:Workatoでシステム再構築、大幅な業務効率化
皆さんも一度は使ったことがあるであろうメルカリのサービス。そんなサービスの裏側でシステム構築を支えていたのは、Workatoであったそうです。
導入背景
- SaaSアプリの増加による社内業務の複雑化
- データサイロ化の解消が必須
- Slackとの親和性の高い自動化・統合プラットフォームが必要
導入効果
- 全ての社内ツールのアカウント発行・廃止を、従業員のステータスに合わせて自動化
- WorkatoによりSlackとのアプリケーション連携が実現、Slackのみで業務が完結できる環境の構築
- SaaS間連携による自動化で、定型業務に割かれていた時間を、価値を生み出す業務へとシフト
参考:Workato導入事例
職場環境
オフィスの様子
こちらはWorkatoが契約するグラントウキョウサウスタワー11Fのレンタルオフィスの様子です。
非常に綺麗な空間で、作業が捗りそうですね。
給与情報
気になる給与について、公式では公開されていませんでした。どのぐらいもらえるのかなど、給与について詳しく知りたい方はぜひ学長トミオに相談してください!
採用情報
中途採用については、こちらの公式サイトから見ることができます。
現時点(2025年1月16日時点)で、様々な営業職が募集されており、エンジニア部門ではインターンも募集しているみたいです。チャレンジャーベースでも今推している求人です!
チャレンジャーズアカデミーとは
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