SAP Concur:経費精算から企業成長を促進
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こんにちは、インターン生のKYOSUKEです!
今回取り上げる企業は「SAP Concur(コンカー)」です。
「 Concur」という会社、もしかすると「働きがいのある会社」ランキングで見たことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?(実際に「働きがいのある会社」ランキングの中規模部門では、7年連続で1位を獲得した実績があります!)
Concurは2014年にSAPに買収され、「SAP Concur」という会社になりました。この会社はカルチャーとしても、サービスとしても、とても素晴らしいものを持っているので、今回記事にしてみました。
ちなみに、トミオ学長の息子さんの名付け親の方も、現在SAP Concur(シンガポール)のAPACのVice Presidentとして活躍されています!
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チャレンジャーベースのおすすめポイント
- 日系と外資のいいとこ取りなカルチャーで、チームで成果を出していこうという働き方がある
- エンタープライズ企業領域を得意としており、経営戦略にフォーカスした営業ができる
- 経費管理ソリューション市場において、高いシェア率を誇っている
会社概要
- 設立年:2010年10月
- 代表取締役:橋本 祥生
- 従業員数:約360名(2023年11月時点)
- 業務内容:経費管理・出張管理・請求書管理クラウドサービスの提供
- 所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 三井物産ビル
創業経緯
SAP Concurの前身である、Concur Technologies, Incは、1993年にSteve Singh、 Rajeev Singh、 Mike Hiltonらによって創業されました。
創業の背景として、当時の企業の経費精算業務の煩雑さが目立っていたことがあります。
創業当時の企業の多くは、経費精算を手作業で処理しており、それによって経費精算のために時間を多く費やす従業員や、処理に追われる管理部門の負担が増加していました。結果的に、人的ミスや不正経費申請、承認手続きの遅れを頻発させることに繋がってしまいました。
この問題を解決するために、彼らは「経費管理の効率を飛躍的に向上させ、従業員の働き方を抜本的に改革する」ために、SAP Concurを創業しました。
コアバリュー
「働きがいのある会社」ランキングで7年連続1位を獲得した大きな要因の一つとして、SAP Concurのコアバリューがあります。
”各社員の価値観を広げることで組織の柔軟性が高まり、分かち合うべき核となる価値観をコアバリューとして共有することで、価値観のギャップを乗りこえて、組織文化を醸成する”と述べており、顧客視点、自分視点、仲間視点など、多角的な視点をもって交流することを大事にしているようです。
実際にカルチャーとしても、個々で成果を追及するというよりも、組織やチーム単位で協働し、各社員の視点を活かして成果を出していくという働き方をしているようです。
参考:https://www.concur.co.jp/blog/article/corevalue-manga-1
事業内容
SAP Concurは、企業の経費・出張・請求書管理を効率化するためのクラウドベースのソリューションを提供しています。企業の各管理を自動化・コンプライアンス強化することで企業のコスト削減や業務最適化を実現します。
今回は、SAP Concurの経費精算システムである「Concur Expense」を用いて、強みを紹介します。
SAP Concurの強み
1.自動化によって業務効率を向上する
先ほども述べた通り、経費精算などを手作業で行っていると管理部門などの負担が大きく、それによって入力ミスや時間の大幅ロスに繋がりかねません。そこで、Concur Expenseを導入することで、領収書をスマホで撮影するだけで自動入力できたり、承認ワークフローの自動化され、正しい担当者に即時送信などができるようになります。これによって、経費精算業務の工数を削減できたり、経費の精算状況を即時に確認できたりすることができます!
2.コンプライアンス強化によって企業のリスクを最小化する
現代の企業経営において、コンプライアンス(法令順守)はますます重要な要素となってきています。しかし、経費規定などが定められていたとしても、手作業での管理だと従業員が故意に規定外経費を申請し、その不正を逃すリスクが生じます。もし不正が発覚した場合には、企業は社会的信用を失うという大きな損失を被る可能性があります。これを防ぐためにConcur Expenseを導入することで、AIが企業が定めるガイドランに従って不正な経費申請を自動検出し、即時アラートを出してくれるので、未然に企業に与える損害を最小限に防いでくれます。
他にも、出張管理システムの「Concur Travel」や、請求書管理システムの「Concur Invoice」などがあります。
出典:https://www.concur.co.jp/expense-management
導入例
SAP Concurが企業の業務効率化を実現した事例として、村田製作所への導入事例を紹介します。
導入背景
- DXを推進し、生産性向上と業務プロセス効率化に積極的に取り組んでいた
- 経費精算業務をExcelや紙の伝票を使用しており、管理部門の負担や誤入力リスクを懸念していた
- コロナ禍が落ち着いたことにより、出張コストが増加していた
導入効果
- 国内30社のグループ企業で経費精算プロセスを統一し、ガバナンスの強化や申請から承認までの効率化をすることができた
- 企業ポリシーに基づいた出張手配によって、年間約5000万以上のコスト削減ができた
参考:https://www.concur.co.jp/blog/article/muratamanufacturing
競合企業
経費精算システムとして、ラクスの「楽楽精算」やDonutの「ジョブカン経費精算」などが競合に挙げられます!
その中でのSAP Concurの製品の強みは、グローバル対応をしていることや、幅広いアプリやサービスとの連携ができることにあり、これによってグローバル展開をしている・予定している企業や、クレジットカードや電子マネーと統合して一元管理したい企業にとってはとても適しているといえます。
なので、経費精算の効率化だけでなく、企業の大規模な経営戦略にフォーカスした提案を行うことができるため、エンタープライズ企業と相性が良い点も魅力的です。
給与情報
皆さんが気になるであろう給与情報ですが、公式では発表されていません。
ただ、転職サイトの情報によると、
回答者(営業職)の平均年収:1034万円(n=14)
となっていました。
チャレンジャーベースでは、SAP Concurのクローズドな情報も提供可能なので、もし詳しく知りたい方はぜひ学長トミオに相談してください!
参考:openwork
採用情報
中途採用については、こちらの公式サイトから見ることができます。
2025年2月20日現在では、インサイドセールスから、フィールドセールスを中心に募集されています!また、学生インターン生も募集しており、そこから採用になることもあるようです!
チャレンジャーズアカデミーとは
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