Anaplan:計画・分析業務で企業の未来を変革する
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こんにちは、インターン生のKYOSUKEです!
今回取り上げる企業は「Anaplan(アナプラン)」です。この社名は、Analytics(分析)と Plannning(計画)の組み合わせから成り立っており、分析と計画を強みに、世界中で多岐にわたる計画業務をサポートしています。
そんな勢いのあるAnaplanは日本でも採用を積極化しており、弊社が輩出したチャレンジャーも多く活躍しています。今回はその実態を紹介していきます!
チャレンジャーベースは、今回ご紹介するAnaplanの求人を積極的におススメしています!もしこの記事で気になった方は、ぜひこちらのフォームから気軽にご相談ください!
チャレンジャーベースのおすすめポイント
- エンタープライズ企業のもつ複雑な課題を根本から解決する提案ができる
- 採用に積極的に力を入れている(2025年2月現在)
- 製品の質の高さから、業界でトップシェアを誇る
会社概要
- 設立年:2016年2月(本社は2006年)
- 代表取締役:中田淳
- 従業員数:約100名
- 業務内容:企業の計画・分析業務を支援するクラウドソリューションの提供
- 所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F
- 公式サイト:https://www.anaplan.com/jp/
創業経緯
Anaplanは、2006年にMichael Gould氏らにより、イギリスで創業されました。
彼は従来のエンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント(EPM)ツールや企業の計画体制の柔軟性の低さや処理速度に限界を感じており、これにより計画・予測の精度低下や、意思決定の遅延が多発する状況でした。
そこで、次世代の計画プラットフォームとして、計画・分析業務をより柔軟かつ迅速に行えるようにするためのテクノロジーを構想し、Anaplanを創業しました。
ミッションバリュー
I ACT REAL
このバリューはAnaplanの社員が日々の業務で意識し、実践する指針となっています。
- Integrity:誠実さ
- Accountability:責任感
- Collaboration:協力
- Transparency:透明性
- Respect:尊重
- Excellence:卓越性
- Authenticity:真摯さ
- Leadership:リーダーシップ
また、ビジョンとして、「企業の未来を変革する」ということを大事にしています。後に紹介するサービスでもわかるように、企業が今後の未来で持続的な成長をし続けるための支援を心がけているということが分かります。
事業内容
Anaplanの事業内容を一言で表すと、「企業の計画・分析業務を統合・最適化するクラウドベースのプラットフォーム」です。
計画という言葉一つとっても、財務計画、営業計画、サプライチェーン計画、人材計画、オペレーション計画と多岐にわたる要素が含まれています。これらのデータをリアルタイムで連携し、それらを基に業績管理や今後の市場予測などを行うことで企業の意思決定を支援しています。
そんなAnaplanの強みを3つ紹介します。
出典:https://www.anaplan.com/jp/
Anaplanの強み
1.リアルタイム処理
Excelなどの従来の管理ツールでは、それぞれ個々のデータを集約して更新するために、数時間~数日を必要とし、それによって意思決定が遅れることが懸念点でした。また、大規模な情報を扱うので、計算処理システムがフリーズするということも発生していました。
そこで、Anaplanが搭載している独自の計算エンジンによって、データの更新を数分以内に完了でき、大量データ処理でも、フリーズの心配なく運用できます。
2.部門横断のデータ統合
従来の企業では部門ごとに独立して異なるツールを使用することが多く、データの統一性がないことが問題でした。統一性がないと、データの受け渡しが手作業で行われ、ミスが発生しやすく、計画をいちいち他の部門に合わせて調整し直す必要があり、その業務にかなりの時間を費やすことになっていました。
そこで、Anaplanは様々な異なる部門で計画されたデータを単一のプラットフォーム上で統合しました。これによって、手作業でのデータ転記が不要になり、正確なデータが即時に利用可能になり、部門間の計画の連携をスムーズにすることで迅速な意思決定を促進しました。
3.高度なシミュレーション機能
「もしこの市場に進出したら」「もし市場が10%縮小したら」というようなシナリオ分析を行うには、手動でデータを修正したり、作業に膨大な時間を費やしたりと、かなりの議論や試行錯誤を要する。
そこで、Anaplanでは、ボタン一つでAIが複数のシナリオを作成・評価してくれる機能を提供することで、リスクを事前に把握して最適な選択や柔軟な計画変更を可能にしたり、その計画の評価に費やしていた時間を大幅に削減することができます。
参考:https://www.anaplan.com/jp/
競合
Tagetikの「CCH Tagetik」、Workdayの「Workday Adaptive Planning」、日系企業だとLoglassの「Loglass」がAnaplanの競合になる企業です。
その上で、Anaplanは部門の垣根を超えたデータ統合や、高度なデータ処理が可能なことから、エンタープライズ企業の持つ、”複雑かつ大規模なデータの処理”に圧倒的に強みを持っています。
なので、エンタープライズ企業向けに、企業の計画業務の根本的な課題を解決でき、その提供規模や貢献度の大きさがおすすめポイントにも繋がっています。
導入事例
日産自動車
導入背景
グローバルに事業を展開する日産自動車は、各地域・事業部門ごとの販売計画、財務計画、需給計画の整合性をとることに課題を抱えていました。
その要因として、事業部ごとに異なるシステムやExcelで管理されていることで統合分析が困難になっていたり、市場の変化を反映するためのデータ修正を手動で行っていたことで人的ミスが発生する可能性を高めたりしていたということがありました。(まさに先に触れた想定課題ですね!)
そこで、Anaplanのもつリアルデータ更新技術や、部門横断の統合管理システムに魅力を感じ、導入をしたそうです。
導入効果
- 需給計画の精度向上に成功し、過剰在庫・欠品リスクを大幅に削減できた
- 手作業によるデータ集計時間を50%以上削減し、人的ミスを減らしつつ分析業務に集中できる環境を実現できた
今後も、Anaplanを活用しながら、より精度の高い経営計画と市場対応力の強化を進めていく予定だそうです。
給与情報
皆さんが気になるであろう給与情報ですが、公式では公開されていません。
学長いわく、かなり高い水準だそうです!気になる人は、学長トミオに相談してみてください!
採用情報
チャレンジャーベースでは、現在Anaplanの求人を積極的に推しています!難しい商材ではありますが、エンタープライズ向けの営業経験が積めるということもあり、貴重な経験を積むことができます!
チャレンジャーズアカデミーとは
最後までお読みいただきありがとうございます!
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