Similarweb:デジタル市場を攻略するインテリジェンス
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こんにちは、インターン生のKYOSUKEです!
今回取り上げる企業は「Similarweb(シミラーウェブ)」です。Similarwebはイスラエルが本社の会社で、今なお拡大し続けるデジタル市場における画期的な分析ツールを提供している会社です!イスラエル!?と思うかもしれませんが、意外にも日系に近しいカルチャーらしいですよ!
そんな謎多き会社、Similarwebを記事にしてみました!とても素敵な会社なので、読み終わった頃にはまた違ったイメージになっているかもしれませんよ!
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チャレンジャーベースのおすすめポイント
- 企業のデジタル市場分析を多角的に支援することができる
- スタートアップ文化を持ちながらも、急成長し続ける環境で働くことができる
会社概要
- 設立年:2017年2月
- 代表取締役:田中 晃
- 従業員数:約30名
- 業務内容:オンライン市場におけるデータ分析ツールの提供
- 所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6−1 大手町ビルヂング FINOLAB 465
公式サイト:https://www.similarweb.com/
創業経緯
Similarwebは、2007年にOr Offer氏によって、イスラエルで創業されました。
イスラエルは「スタートアップ・ネーション」と称されるほどテクノロジー企業の成長に適した環境であり、特にデータ分析分野においては世界的に注目される企業が多く誕生しています。Or Offerは昨今のような技術革新が進む社会にも関わらず、競合サイトのトラフィックデータや市場の動向を分析するツールが乏しいということに目をつけ、企業がオンライン市場をより深く理解し、競争力を高めるためのデータ分析ツールを提供することを目指し、この会社を設立しました。
事業内容
Similarwebは企業がオンライン市場で成果を出すための分析ツールを提供しています。
そして製品の特徴として、大きく5つの分類があります。
1.Digital Research(デジタル市場分析)
2.Digital Marketing(競合のマーケティング分析)
3.Shpper Intelligence(カスタマー行動分析)
4.Stock Intelligence(投資分析)
5.Sales Intelligence(営業分析)
1.Digital Research(デジタル市場分析)
デジタル市場分析機能では、業界のオンライン市場におけるトレンドや競合の動向、サイト内のターゲット顧客の行動や関心を分析することで、最適なマーケティング戦略を支援します。
数百万のサイトやアプリから情報収集するデータカバレッジの広さと継続的な情報追跡機能から、迅速かつ的確に市場トレンドをユーザーに示し、競合より先に効果的な戦略を試行できるようになるのが強みです。
2.Digital Marketing(デジタルマーケティング分析)
デジタルマーケティング分析機能では、検索エンジン、SNS、Eメール、ディスプレイ広告など、様々なチャネルを分析し、どのチャネルが効果を出しているかを示してくれます。また自社だけでなく、競合他社が効果を出しているマーケティング方法も提示してくれます。
これによって、結果を出しているチャネルに予算を多く割くための判断ができたり、自社が見逃していた施策にいち早く取り組むことができるため、マーケティング活動を効果的に進めることができるようになります。
3.Shopper Intelligence(カスタマー行動分析)
商品を購入した人が、どの商品を、どのサイトやアプリから訪問し、どの経路を辿って購入するかを分析してくれます。これらを用いて、各カテゴリーの商品の売れ筋やCV(コンバージョン)に繋がりやすい検索ワードや広告、Webページなどを提示してくれます。
中でも、購入が多い商品の要因を推測するという機能や、サブスクリプション施策の効果予測など、幅広い行動分析が可能になります。昨今の消費者行動はますます多様化しているので、とても重宝される機能です。
4.Stock Intelligence(投資分析)
Similarwebのもつ広範囲での収集データを投資分析に応用した機能です。
企業が投資を行うかの判断を支援したり、業界内での企業のパフォーマンスを比較することで、株の成長性を分析したりすることができます。
さらに、未上場企業も評価することができるので、M&AやIPO判断に活用することができます。
5.Sales Intelligence(営業分析)
顧客行動分析は、営業活動にも活用できます。
営業活動において、事前に相手を分析し、先回りをすることはとても重要です。その上でSimilarwebでは、業界・企業ごとのデジタル行動データを分析することでターゲット顧客を特定することができたり、そこから効果的な営業方法までを先に予測しておくことができます。
これにより、一番重要な見込み客に優先的にアプローチでき、成約率向上に繋がります。
参考:https://www.similarweb.com/
導入事例
ヤマハ
導入背景
ヤマハは、ビジネス戦略の策定において外部データと内部データを活用し、データに基づいた意思決定を行うことを重視していました。しかし、従来使用していた外部データ(国際連合のデータや消費者支出データなど)では、顧客の興味や感情、価値観といったヤマハが「本当に知りたい顧客の情報」を見つけ出すことができませんでした。また、アンケートやインタビューといった独自調査でカバーすることも可能ですが、ヤマハはグローバルにわたって商材を扱っているので、その調査にかなりの費用が必要という課題もありました。
導入効果
これらの課題を解決するために、ヤマハはSimilarwebを導入しました。Similarwebの導入によって、以下の3つのメリットがありました。
①調査レポートでは把握できなかった詳細な情報を把握できる
②常に最新の情報を時系列で見れる
③「知らなかった」ことに「気づかされる」
Similarwebを使って、自社サイトだけでなく、他社サイトも含めて総合的にユーザーの興味関心を見出し、競合でも行っていないような新しい施策を行っています。
例えば、Aというギターサイトを訪問するユーザーはBのサイトも必ずチェックしている、Cのサイトを訪問する人はこのアーティストが好きな傾向がある、といった情報を見つけ出し、これらの示唆を基に自社の施策設計に落とし込み、収益向上施策につなげていたそうです。
参考:https://martechlab.gaprise.jp/archives/similarweb/post-12695/
競合
Similarwebの競合としては、「SE Ranking」「Dockpit」などが当てはまるかと思います。
ただ、やはり自社サイトだけでなく、競合のサイトのパフォーマンス評価やユーザー行動分析までできるのはSimilarwebならではの強みであり、それによって、競合より先に戦略を打ち出すことができたり、市場における自社のポジショニングがしやすくなります。
給与情報
皆さんが気になるであろう給与情報ですが、公式では公開されていません。(実際に数十名の会社なので、、、)
ただ、学長のトミオはSimilarwebの求人や非公開の給与情報についても教えてくれるので、気になる人は、学長トミオに相談してみてください!
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