VERSANTって何?採点方式が大きく変わった新形式を徹底解説
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こんにちは!英語ペーサーのRIKAです。
私事ですが、1年間の育児休業が終了し、今月から沢山のチャレンジャーと
お話しさせていただいております。
そんな中で、よくお悩みとして聞かれるのが…
「TOEIC 800点とったのに、なんか全然聞き取れないし喋れなくない?」
折角努力を続けて、800点という山を超えたのにあれ・・・?
……実はそう思ってるの、あなただけじゃないです。
外資IT企業で働いてると、英語のミーティングで「え、今なんて言ったん?」ってなる瞬間、ありますよね。
TOEICって結局リーディングとリスニングの「選択式」テストなので、”実際に話す・聞く”力は十分に測れていないんです。
そんなあなたにおすすめしたいのが、VERSANT(ヴァーサント)というテスト。
実は2024年に大きくリニューアルされて、よりリアルな英語力が測れるようになっています。
今日はその中身をざっくり解説しますね。
外資IT業界で活躍するための英語コーチング、チャレンジャーズイングリッシュでは、
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そもそもVERSANTって何?
VERSANTは、イギリス・ロンドンに本部を置く世界最大規模の教育企業Pearson(ピアソン)が開発した
英語テストです。日本では日本経済新聞社が提供しています。
いちばんの特徴はAIが採点するという点。人間の試験官なし、主観ゼロで、音声認識技術が自動で
スコアを出してくれます。
しかも受験後5分程度で結果が出るという爆速っぷり(TOEICは1ヶ月近くかかりますよね……)。
世界では160カ国、年間300万回以上受験されています。日本でも三井住友銀行、
JTといった大手日系企業や日本タタ・コンサルタンシー・サービシズなど外資系企業でも、
採用基準や英語研修の効果測定として使われることが増えてきています。
基本スペックはこんな感じ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 約20分 |
| 出題数 | 37〜40問(受験タイミングで若干変動) |
| 受験方法 | オンライン(スマホ・PC)、24時間365日OK |
| 受験料 | 6,600円(税込) |
2024年1月に何が変わったの?
ここが今日の記事のメインです!
変更点① 問題形式がより”実践的”に刷新された
ひとことで言うと、問題の”質”がガラッと変わりました。
旧形式の問題の種類はこんな感じ:
- 文章を声に出して読む(音読) → 廃止
- 聞こえた文をそのまま繰り返す
- 語句を正しい順番に並べて言う → 廃止
- 質問を聞いて短く答える
- ストーリーを聞いて、自分の言葉で言い換える
- 質問対して自由に回答する
新形式の問題の種類はこんな感じ:
「音読」や「語句の並べ替え」がなくなり、代わりに「会話や文章を聞いて、
内容について英語で答える」問題が追加されました。
TOEICのPart 3・4を口頭で答えるイメージに近いです。
A 質問 Give a short answer to the question(8問)
短い質問に対して回答。「リスニング力」を測る
B復唱 Repeat the sentence(16問)
音声で流れた文章を繰り返す。「リスニング力」「スピーキング力(話し方)」を測る。
C会話に関する質問 Answer a question about a conversation(6問). New!
短い会話を聞いて、関連する質問に答える。「リスニング力」を測る。
D文章に関する質問 Answer questions about a passage(6問) New!
ストーリーを聞いて、関連する3つの質問に答える。「リスニング力」を測る。
Eストーリーリテリング Retell a passage(2問)
ストーリーを聞いて、30秒間で自分の言葉に言い換えて話す。
「リスニング力」「スピーキング力(内容・話し方)」を測る。
F自由回答 Give your opinion(2問)
簡単な質問に対して自由に回答する。「スピーキング力(内容・話し方)」を測る。
変更点② 評価項目がすっきり統合された
旧形式では、スピーキング時の表現力・発音・流暢さ・文章表現力などが
別々の項目で採点されていました。
<旧形式のスコア表>

新形式ではこれらがリスニング力(50%)、スピーキング力(50%)から、総合スコアが算出されます。
スピーキング力はおおまかに、発言内容と話し方(流暢さ、発音、話のわかりやすさ)を採点します。
<新形式のスコア表>

新形式の評価軸(3本柱)
- リスニング力 ── 英語をちゃんと聞き取れるか
- 言葉の使い方・話の内容 ── 適切な言葉で、伝わる内容を話せるか
- 話し方(Manner of Speaking) ── 流暢さ・発音・わかりやすさの総合
より「正しく聞き取れているか、相手に伝わるかどうか」を重視する方向性になってます。
これ、すごく本質的な変化だと思うんですよね。
変更点③ スコアの表示方式が変わった
旧形式のスコアは「Versantスコア(20〜80点)」という独自スケールでした。
新形式からは「GSE(Global Scale of English)スコア(10〜90点)」のみに変更されています。
GSEはPearsonが開発した国際的な英語習熟度スケールで、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)と完全に対応しています。
| GSEスコア | CEFRレベル | 英語力の目安 |
| 〜42点 | A2以下 | 日常的な基本表現なら何とかなる |
| 43〜58点 | B1 | 仕事で英語が使える「自立した使用者」の入口 |
| 59〜75点 | B2 | 複雑な内容もこなせる |
| 76点〜 | C1以上 | 高度なビジネス英語もOK |
外資IT企業で英語を使って仕事をするなら、まず目指したいのがB1レベル(GSE 43点以上)。
海外赴任や英語でのリード業務ならB1+(GSE 53〜57点以上)が一つの基準とされています。
まとめ:新旧VERSANTの違い、一覧で確認
| 比較項目 | 旧形式 | 新形式(2024年〜) |
| 試験名 | Speaking Test | Speaking & Listening Test |
| スコア表示 | Versantスコア(20〜80) | GSEスコア(10〜90) |
| スコア項目 | 文章構文・語彙・流暢さ・発音 (4項目、リスニング独立スコアなし) |
スピーキング・リスニング・話し方 (3項目、リスニング新設) |
スコアを一つの目標にしながら、ぜひ一緒に本物の英語力を育てていきましょう!
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チャレンジャーズイングリッシュの英語ペーサー、RIKAでした☆