外資IT営業の英語面接対策──英語力より「スタンス」で差がつく理由
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まいど!学長トミオや。
みんな忘れとるかもしれんけど、ワイは昔、10年ほど外資IT営業をやってたんや。バリバリの傭兵やったんやで。今日は当時を思い出しながら、英語面接の話をさせてもらうで。
2020年、35歳のワイがエンタープライズAEとして転職活動をしたときな、
- 1ヶ月半の転職活動で、話した会社は14社
- 20回近い英語面接
- 英語面接で落ちたことは一度もなく、結果として5件の内定を獲得
別に、英語が特別うまかったわけちゃう。ネイティブみたいに喋れるわけでもない。
それでも落ちなかったのは、英語面接を「英語の試験」やと思ってなかったからや。
この記事では、なぜその考え方でうまくいったのかを、整理して話していく。
そもそも、なんで外資は日本で人を採用するんや?
まずここを理解せんと、英語面接は一生しんどいままや。
冷静に考えてみてほしい。
- 英語ネイティブは世界中におる
- 人件費が安い国も山ほどある
- それでも外資IT企業は、日本で人を探している
理由は一つしかない。
日本語が完璧で、日本の顧客を理解して、日本で売れる人間が必要やからや。

- 日本語で違和感のない商談ができる
- 日本企業特有の意思決定プロセスを理解している
- 稟議、根回し、空気感を前提に動ける
これは、日本市場で仕事をしてきた人間にしかできない。
つまりやな。
ワイらは「英語ができるから呼ばれてる」んちゃう。「日本市場の専門家」やから呼ばれてるんや。
だから英語面接は「試験」やない。「商談」や
外資IT営業の英語面接を、英語力テストやと思ってしまう人が多い。
でも、ちゃう。面接は商談や。
相手が見ているのは、ただ一つ。
この人に、日本マーケットを任せられるか?
やから、
- 聞かれたことに正確に答える
- 文法を間違えない
そこに全力を注ぐのはズレてる。
スタンスはこれや。
- ワイは日本市場のプロ
- 日本で売るなら、こうやる
- その前提を説明できるのはワイや
評価されに行くんやなくて、価値を売りに行く。
日本人が英語面接で一番損してるポイント
ここは、構造の話や。
外資側から見ると、日本人候補者に対してよく貼られているラベルがある。それがこれ。
「日本人って、正直何考えてるかわからない」
これは、特定の誰かの話じゃない。日本人候補者“全体”に対する印象や。
理由はシンプルで、
- 声が小さい
- 表情が固い
- リアクションが薄い
- 自信なさそうに見える
英語になると、多くの日本人がこうなってしまう。
結果として、
本音が見えへんな
任せて大丈夫なんかな
と思われ、気づかないうちに落ちている人が本当に多い。
だからこそ「逆」を行けばいい
これは個人の能力の話ちゃう。構造の話や。
だから、
- 無難
- 丁寧
- 失敗しない
をやればやるほど、「その他大勢の日本人枠」に入る。
逆に言えば、逆をやるだけで、一気に差別化できる。
コツは一つ。「元気な声と笑顔」
英語面接で、ワイが一番大事やと思ってるのはこれ。
元気な声と笑顔。

英語が完璧じゃなくてもいい。
- 声をワントーン上げる
- 表情を動かす
- リアクションを返す
最初の一言、
Hi, nice to meet you.
Thank you for taking the time today.
これを元気な声と笑顔で言えるだけで、「日本人って何考えてるかわからない」その枠から一気に抜けられる。
有効なテクニック①:資料を持っていく
英語面接では、簡単な資料を持っていくのはかなり有効や。
- 日本市場の特徴
- 自分なりの売り方
- 経験の整理
数枚で十分。
資料があると、
- 話の主導権を握れる
- 思考の補助になる
- 緊張しても立て直せる
英語以前に、ビジネスパーソンとしての評価が上がる。
有効なテクニック②:簡単な質問と難しい質問は別物
簡単な質問は即答できないとまずい
Please introduce yourself.
ここで詰まるのは正直アウト。
- 英語ができない
- 準備していない
そう思われても仕方ない。自己紹介はさらっと出て当たり前。
難しい質問は「考えていい」。むしろ楽しめ
一方で、本当に難しい質問が来たら話は別。
これは英語ができないから詰まってるんやなくて、質問が難しいから考えてる。

ワイがよく使ってた流れはこれ。
Wow, that’s an interesting question.
まず「面白がってる」空気を出す。
So you’re asking about XXX,
is my understanding correct?
質問を繰り返して、考える時間を作る。
Let me think it over.
Give me one minute.
整理できたら、
OK, now I got it. Let me start.
一度会話をリセットして、自分のペースに引き戻す。
有効なテクニック③:相手に関心を持つ
これも、かなり大事なポイントや。
面接官って、「外国人」やなくて、これから一緒に働くかもしれない人や。
英語面接になると、
- 失礼のないように
- ちゃんと答えないと
- 評価されないと
って、身構えすぎる人が多い。
でもな。相手も同じ人間や。

同じチームで、同じ目標を追って、同じように仕事の大変さを抱えてる。
だから、
- 仕事してて何が一番大変なんやろ
- 逆に、何が一番面白いんやろ
- ●●に住んでるって書いてあるけど、週末はどんなことして過ごすんだろ
そういう 個人への関心を持っていい。
例えば、
What do you find most challenging in your role?
What do you enjoy the most about working here?
こういう質問ができると、
- 面接官本人に焦点が当たる
- 「一緒に働く」前提の会話になる
- 受け身な候補者から一段抜けられる
結果として、「この人と一緒に働くイメージ、湧くな」そう思ってもらえる。
英語面接は、お互いが「この人と一緒に働きたいか」を確認する場でもある。
まとめ:英語面接で一番大事なこと
英語面接で一番大事なのは、
- 流暢な英語でも
- 難しい表現でもない
スタンスや。
- 日本市場の専門家として話す
- 元気な声と笑顔で入る
- 難しい質問は考える時間を楽しむ
- 相手にちゃんと関心を持つ
この4つが揃えば、英語面接はもう怖くない。
ワイらは、日本市場の専門家として呼ばれている。
だから堂々と、
元気な声と笑顔で
「ワイに任せとけ」
この空気を出しに行こう。
