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Dynatrace:AIで”答え”を提供するシステム管理プラットフォーム(2024年1月9日更新)

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    会員限定
    Department: 企業研究

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    こんにちは!チャレンジャーズアカデミー教育実習生(インターン)のREOです。

    さて今回の企業研究は、Dynatraceです。Dynatraceは、APMという、簡単にいうと企業のアプリケーションやサービスがちゃんと動いているかどうか監視して、問題が起きたら改善してくれるプラットフォームを提供しています。初めて聞く方も多いと思いますので、会社情報はもちろん、製品情報もわかりやすく解説していきます!

    それではみていきましょう!

    チャレンジャーベース的おすすめポイント

    • APM分野のトップランナー
    • 製品がエンタープライズ向けなので、エンタープライズセールスとして成長できる!
    • 日本支社はまだ規模が小さいので、海外との連携が多い!

    サマリー

    • 設立年:2005年
    • 従業員数:3,600人(2022年時点)
    • 業種・事業内容:ソフトウェア
    • 本社所在地:アメリカ合衆国マサチューセッツ州
    • 公式ウェブサイト:https://www.dynatrace.com/ja/
    • Wikipediaページ:https://en.wikipedia.org/wiki/Dynatrace(英語)
    • 上場・非上場情報:NYSE(DT)
    • 資金調達の状況や過去のラウンド、出資者など:Thoma Bravo(SaaSの買収王って呼ばれているらしい…)

    当社に興味のある方はこちら

    事業内容・創業経緯

    事業内容

    法人向けのクラウド型システム管理プラットフォームを提供。

    創業経緯

    Dynatrace社はdynaTrace Software GmbH社として2005年2月2日にオーストラリアでBernd Greifeneder氏によって設立されました。2011年にCompuware社によって買収され、2014年、投資会社のThoma Bravoが同社を非公開にし、Compuware社のAPMグループをDynatraceに改名しました。そして、2019年8月にニューヨーク証券取引所に上場しました。

    企業のビジョン・ミッション

    Our Mission — We deliver answers and intelligent automation from data

    Our Purpose — To enable flawless and secure digital interactions

    Our Vision — A world where software works perfectly

    出典(https://www.dynatrace.com/news/blog/our-mission-purpose-and-vision/)

    Dynatrace社のミッションは、データを表示するだけではなく、データからビジネスの問題の答えやインテリジェントな自動化を提供することです。それは、完璧で安全なデジタル・インタラクションを可能にするためで、最終的にはソフトウェアが完璧に機能する世界を目指しています。

    製品情報・導入事例

    製品情報

    Dynatraceは、APMツールを含むIT運用監視プラットフォームを提供しています。

    APM(アプリケーション・パフォーマンス・モニタリング)とは

    Wikipediaによると、ソフトウェア・アプリケーションのパフォーマンスと可用性の監視と管理をするアプリケーションとあります。

    例えば、あなたが本を売るECサイトを運営しているとします。

    ウェブサイトは、ウェブページ、決済システム、データベース、セキュリティシステムなど、多くの部分から構成されています。そこでAPMは問題が起きた時に直ぐ対処できるように、またより良いものにするためにシステム全体とお客さんを監視します。

    具体的には、お客様が店舗内でどのように動いているのかを観察します。例えば、ユーザーがどの本のカテゴリーを見ているのか、カートに何を追加しているのか、などです。そして、お客様が快適に買い物できるように、ページのロード時間や決済プロセス、また、セキュリティ漏洩も監視します。もし問題が発生した場合、すぐに察知し、対処します。

    このAPMの存在のおかげで、あなたはAPMが集めてくれたデータをもとにサイトを改善し続けることができ、ユーザーも快適にサイトを使うことができるようになります。

    Dynatraceの製品は、これらのAPMの基本機能に加えてAIを利用した自律化や、サイトだけではなく社内のインフラまで監視します。

    Dynatraceの製品について

    Dynatrace製品モデル

    Dynatraceの製品の特徴は、基本的なAPM機能に加えて

    • ハードからソフトウェアまで幅広く監視対象。
    • AIによる問題点の特定、解決、そのサイクルの自律化。
    • AIを用いたビジネスに対する有益な洞察の提供
    • OneAgent:一回ダウンロードするだけで、システムの依存関係を理解し、設定が完了する。

    が挙げられます。

    APMの基本的な機能を超えて、AIを駆使したプラットフォームは、サービスやシステムの運営に非常に便利ですね。

    参考:

    第3世代のAPM「Dynatrace」 その1

    第3世代のAPM「Dynatrace」その2

    Dynatrace はじめの一歩 第一巻(APMとは?)

    Dynatrace はじめの一歩 第二巻(Dynatraceとは?)

    導入事例

    SAP社

    Dynatrace導入事例SAP

    SAP Customer Experience(SAP CX)は、顧客数の増加とともに生じる運用の複雑性を解消し、より拡張性の高いクラウドネイティブアーキテクチャへの移行を実現するために、APMソリューションのDynatraceを導入し、以下のような効果をもたらしました。

    1. システムの全てを監視・改善:Dynatraceは、オンプレミスとクラウドのインフラ、アプリケーション、プラットフォームをまたぐシステム全体の監視と改善を提供し、複雑な環境における問題特定と解決を迅速かつ容易にしました。
    2. 平均問題解決時間の短縮:DynatraceのAIを活用した根本原因究明により、平均問題解決時間を最大60%短縮しました。これにより、顧客サポートに必要な人的資源が削減され、効率的な運用が可能になりました。
    3. クラウド運用の自律化:DynatraceのAIの自動化機能により、SAP CXのクラウド運用は自律化し、ITチームは機能開発により多くの時間を費やすことができるようになりました。

    Dynatraceの導入がSAP CXの運用効率とサービス品質の大幅に向上に貢献したことがわかりますね。

    参考:https://www.dynatrace.com/ja/company/customers/sap/

    競合比較・市場動向

    サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。サンプルテキスト。
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