MARCH出身20代営業職のためのSaaS転職一歩目指南
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チャレンジャーズアカデミー学長のトミオやで!
今日は身も蓋もない記事を書くで!キミがMARCH相当の大学を卒業してるとしたら、今がIT営業転職のチャンスや!いう話や。なんでか、いう話と具体的に何をしたらいいか、を、人材エージェント『チャレンジャーベース』の代表でもあるトミオが解説していくで。
あ、とにかくトミオに相談したい!というチャレンジャーがいたら、とりあえず面談依頼出してもらってもええで!
この記事が想定する読者層
MARCH相当の大学を卒業した20代営業職
キミが20代で、MARCHと呼ばれる大学を卒業しているとしたらや。喜んでええで!売れっ子や。今なら、いろんな選択肢がめちゃめちゃ開けとる。(ちなみにMARCHは明治、青山学院、立教、中央、法政やっけ?ワイは学歴ないからよう知らんねん)
なんでか言うと、SaaS業界が人材不足やから「即戦力にならんでも、早く育って一人前になってくれそうな人材」を強烈に求めてて、「MARCH卒以上の学歴がある」とその条件に当てはまると受け取られやすいからや。
キミらがどんだけ有利か、いう話を今日の記事では解説してあげるからな。
「IT営業転職ロードマップ」を読了していること
とはいえ、IT業界に入ってどうするよ?いう話があるやんか。あくまで仮の話としてやけど、IT営業のキャリアってこんな感じの進み方があるよー、という話をまとめてある以下の記事は、とりあえず目を通しておいてほしいわ。
現在、IT業界で働いている必要性はない
現在、既にIT業界で働いてる必要はないで!もちろんIT経験があればそれはベターやけど、現在の市況なら、学歴や営業としての経験・実績があればSaaS業界に転職が可能や。
今回はそれを前提に、MARCH出身者の転職活動について解説していくで。
出身大学に感謝しろ!おまえは求められている
世はまさに、SaaS戦国時代
SaaS(Software as a Service)企業、と聞いて思う浮かぶ企業、どのくらいある?パッと思い浮かぶだけでも、外資だったらSalesforce、日系ならSansan, SmartHR, Rakus、等々あると思うけど、実際にはもっととんでもない数の企業があんねん。
チャレンジャーズアカデミーで解説してる社員数が数十名〜100名そこそこの企業だけでも、Techtouch、Loglass, TOKIUM、primeNumber、Kuzen等があるし、まだ記事にしてないクライアントもある。さらに、調達したばっかりの会社まで含めたら何百社というSaaS企業が今日本にあるんちゃうかな。
それらの企業が、人材の争奪戦を行っているのが今の転職マーケットなんや。
外資は地合いが悪い、しかし日系SaaSがある
みんなも知っての通り、外資のほうが日系SaaS企業よりも提示年収が高い。OTE(年間売上ノルマ100%達成時想定年収)で考えると、ざっくり1.5倍くらい違うんちゃうかな。
売上達成に対する強烈なプレッシャーと引き換えに高年収を提示してくれる外資IT企業。自分に自信のあるチャレンジャーには非常におすすめや。だがしかし!この1年半ほどは、とにかく求人の数が少ない。求人の数が少ないということは、求人が出たときの採用倍率が高いということや。IT営業未経験からそこに潜り込むのは至難の業と言っていい。
だが!さっきも言ったように世はSaaS戦国時代や。日系SaaS企業には、激しい人材獲得競争の末に「IT営業経験がなくても、ポテンシャルのありそうな営業経験者」を採用するという方針を打ち出している記者が結構あるんや。
日系SaaS転職では学歴がモノを言う
日系SaaS企業は、各社非常に活発に採用活動を続けてるな。Sansan, SmartHR, Rakusといった業界を代表するプレーヤーたちは、2023年だけで数百人という単位で営業を採用した実績があるし、IT営業の経験がない人材も営業として積極的に受け入れている。
一方で、SaaS企業は求職者からも人気の企業や。SansanやSmartHRといった筆頭企業は、書類提出から内定までの最終通過率が1%を切ると言われている。(つまり、100人に1人かそれ未満しか合格できないんや…!)
だが安心してほしい。これらの人気企業の第一関門、書類選考を通過するに当たって「MARCH以上の学歴」が大いにモノを言ってくれるんや!「自分の頭で考える力がありそう」と思ってもらえるからやな。
他業界出身者を受け入れてくれる日系SaaS企業はココだ!
MARCHの学歴を使って日系SaaSのイケてる会社に滑り込んで実績を積む…これが、2024年頭の地合いで考えたときにワイがお薦めする進路や。さて、具体的にはどこの企業がええんやろか?
鉄板の大手!Sansan、SmartHR、Rakus
Sansan: 独自の採用方針・採用基準で人材発掘
まあ、会社自体の紹介はそんなに要らんやろ。チャレンジャーズアカデミーのSansan紹介記事もあるから、よかったら読んでみてや。
ワイがSansanを尊敬してるのは、そのネームバリューに驕ることなく思考し続けているところや。具体的には、多くの日系SaaS企業が「地頭が良くて(つまり高学歴で)高額商材を売った経験がある人」みたいなクソつまらん人材要件で金太郎飴みたいな採用をしてる中、Sansanは独自の採用基準と採用プロセスを編み出して実行している。
独自の採用基準があり、そこに自信を持っているから、有形商材を売っていた人や法人営業経験のない人でも面接に呼ぶし、実際に内定を出す。これはすごいことやで。
SmartHR: ぶっちゃけ、チャレンジャーベースのトップクライアントです
事業の概要は、アカデミーのSmartHR紹介記事を読んでおいてくれたらええと思うわ。
SmartHRは、2023年、入社したチャレンジャーの人数が一番多い企業や。(2位はたぶんSalesforceかな。クライアントじゃないけど。)この会社がすごいのは、パワハラのパの字も感じないくらいに和気藹々としているのに、社員の人々の成果へのコミットメントがとても高いところなんや。
これは「自立駆動型人材」だけを採用する方針がワークしてるんやろと思ってるで。チャレンジャーとの相性がいいのも、きっとそこが理由やないかと思ってるわ。
Rakus: 育成環境が充実、入社する人材の8割がIT未経験
そして、Rakus(ラクス)や!一見すると、SansanやSmartHRに比べるとそんな目立たんな、って印象ないか?一見ちょっと地味に見栄ながら、日系SaaS企業の時価総額ランキング1位を独走中や。もちろん、弊アカデミーでも紹介してるで。
この企業の魅力は、安定感や。育成の仕組み、評価の仕組み、昇進の仕組み、こういったものがとにかくしっかりしている。他業界出身の人材を採用して、結果が出せるように育てていくという会社としての方針が徹底されてるんや。
だから、SaaS転職一社目としてとても安心できると思うし、気に入った場合は長く勤めることのできる企業だとも思ってるで。
急成長企業が狙い目!TOKIUM、Loglass、CADDi
実は、IT経験のない人材を積極的に採用してる企業は他にもあるんや。
TOKIUM:出身業界にかかわらず、ポテンシャルのある人間を登用
トキウムや!緑色のマスコットキャラクターが出てくるCM、タクシー広告で見たことあるんちゃうかな?あ、アカデミーのTOKIUM紹介記事も見てみてな。
ここ数年、電子帳簿保存法やインボイス制の追い風もあって伸びてる「経費精算」分野のソリューションや。Sansanが出してるBillOne、コンカー、LayerXのバクラク、こういったソリューションと正面から当たって勝ってるらしいからほんとにすごい。
この会社は、IT営業経験を気にしない。人物&長期的にコミットできてしっかり自分の頭で考えられるかどうか、そこを重視するんや。人によってバチッとはまる。弊社からも「この人や!」という人に紹介させてもろてるで。
Loglass: 組織の拡大速度は今、おそらく業界一位
日系SaaS業界で今一番えぐい伸ばし方してる会社、と言ってもええんちゃうかな。あ、アカデミーのLoglass紹介記事はこれな。
元々エンタープライズだけを攻めてたソリューションなんやけど、一気に拡大するに当たり比較的若手でIT営業経験のない人材も採用するようになってきている。しっかりとソリューションセリングしないと売れないソリューションだけに、ここで数年間取り組んだことによる営業としての成長はとても大きいと思うわ。
CADDi: 2023年後半からSaaSビジネスに注力、独自基準で人材を登用
CADDiというと、「製造業向けの仲介プラットフォーム」のイメージが強かったからチャレンジャーベースは積極的に勧めてなかったんやけどな、2023年からSaaSソリューション『CADDi Drawer』に軸足を移してきてんねん。
彼らの採用方針は「あなたの平均値よりも、最高値を知りたい」。仕事の中で卓越してきた経験をむちゃくちゃ掘り下げ聞くねん。何かしら突き抜けて仕事をしてきた人なら、IT業界における営業経験がなくても内定を出す。
ここもSansanと同じく「他社ではウケなくても、自社なら活躍できる人」像を真剣に考えてる企業として、トミオは魅力的に感じてるで。
腕に覚えがあるなら、Salesforceはアリだと思う
日系ちゃうけど、外資IT各社の採用が戻ってない中、積極採用をしてるセールスフォースな。レイオフも同時にやってるみたいだから、その新陳代謝の速さには恐れ入るばかりやな。まさに法人向けIT業界の「精神と時の部屋」。
数年間がむしゃらにやりたい!という人は、門を叩いてみてもええんちゃうかな。ちなみに以下のビデオでは、トミオがセールスフォースの営業を受けた経験を話してるで。
応募に当たってやるべきことはこれ
さて、応募する先は確定した。あとは、どういう準備をして臨むかやな。
まあ、正攻法や。しっかり準備せーや。トミオとチャレンジャーベースの支援が必要だったら、気軽に連絡してな。
職務経歴書を磨き込め
職務経歴書、あれな、何やってきたか書けばいいってもんちゃうねん。
それこそSansanでトップセールスでしたとかSalesforceにいましたとかいう人は別として、そうじゃないバックグラウンドなら「どのように自分から積極的に計画し、働きかけ、人を巻き込んで結果につなげてきたか」これがわかるようにせんといかん。
チャレンジャーの支援プロセスの中でトミオからアドバイスさせてもらってるから、サポートを希望する人はこちらのフォームから連絡もらえたらと思うで。
応募企業の狙いを定めて面接の準備をしろ
上にも書いた通り、各企業ごとに、欲しい人材像とか期待する経験値、準備してきてほしい点などが違ってるねん。
チャレンジャーベースは2023年いっぱい、みっちり日系SaaS各社と連携して知見を溜めてきたから、面接準備に関してもしっかりサポートできる体制が整ってるわ。(ここだけの話、チャレンジャーが多く受けにいく企業に関しては面接準備虎の巻が用意されてるんや)
準備が結果を左右する。気張って頑張るんやで。
面接で「キミの全力」を見せてこい
あとは、全力でぶつかるのみや!営業にはな、パッションが大事や!
多少足りない部分があっても、相手が「コイツならなんかしでかしそうやな」と思ったら内定は出るんや。ぶちかましてこい!火を吐け!おまえは天を翔ける龍になる!
人生を変える2024年にしような!!!
ワイから言いたいことは以上や。エンタープライズソフトウェアの業界には、チャンスがある。自分の人生を自分の手でコントロールしたい人間にとっては、ポータブルな営業スキルを身につけるのに格好の修行の場でもある。
今年、そのチャンスを手中にするかどうかはキミ次第や。チャレンジャーズアカデミーとチャレンジャーベースは、キミの挑戦を応援してるで!!!