CARTAの外資IT求人市場レポート2023年通年版が出たからトミオが翻訳しつつ解説するで!(State of startup compensation, H2 2023)
INDEX
おう!トミオやで!
半年前に2023年上半期の外資IT転職市場に関する英語のレポートを日本語で解説するで!って記事出したやんか!めっちゃ勉強になったよな!な!な!?(とりあえずYESって言っといて)
そんでな!我々が待ちに待った、下半期のデータを踏まえた通年版、”State of startup compensation, H2 2023”が3月12日にCARTAから発表されたんや!!ありがとうCARTAさん!早速、ワイが翻訳して内容をお届けさせてもらうで。
あっ、最初に言うとくけど、詳しい解説をトミオから直接聞きたい、いうチャレンジャーはこのフォームから連絡してな。
そんじゃ、始めるでー!
CARTAってなんだっけ?
CARTAな、「カルタ」とか「カータ」とかって読むんやけど、この会社自体が、アメリカのSaaS企業やねん。CARTAは、ベンチャーキャピタルが投資してるようなアメリカのスタートアップ向けに『Carta Total Compensation』と呼ばれる給与&株式報酬管理のプラットフォームを提供してるんよ。
株式報酬管理、なんて言われてもピンとこないと思うけど、とりあえずCARTAはえげつないデータを持ってんねん。アメリカの非上場企業が「どこの会社がいつ誰をいくらの給料で雇って、どんだけストックオプション渡して、そんでその人がいつ退職した」って情報を全部持ってるわけやな。43,000のスタートアップで働いている100万人を超える社員のデータを蓄積してるらしいで。
それを「こんなデータを持ってるのはワイらだけやから、公開するのは社会に対する責任や」ということで、半年に一回ずつ、我々に共有してくれてるわけや。ありがたいな!しっかり勉強させてもらおな!
我々日本で働く人間が押さえておくことは3つ!
このレポートはむちゃくちゃ長いんやけど、後半は株式報酬に関することとか州ごとの採用人数とかで、正直日本に住んでる我々には関連なさそうな話題が多いんや。せやから、ワイが勝手に省いておいたで。
今回、知っといたほうがいい採用トレンドはこれや!!
- レイオフはピークを越え、収束傾向に:2023年1月をピークに、レイオフされる社員の数は減っていっている。
- 新規採用が半減した結果、業界人口が縮小:CARTA利用企業は2023年に267,818人を採用。2022年の523,487人、2021年の525,827人のおよそ半分。
- カスタマーサクセスは量から質の時代に:採用人数が減ってる一方で給料は上がっており、より高度化している傾向がありそう。
この後のセクションで一個ずつ見てくで!